混沌と鋼の世界

混沌と鋼の世界

第1章 はじまり



蒼磨 仕方ないよ。学園祭にむけていろいろ決めなきゃいけなかったんだから

紅牙 それを抜いても、授業が嫌なやつばっかだったからなぁ

由衣 紅牙君は、毎日同じこといってるように聞こえるけど?

蒼磨 そうかもしれないねーー、由衣ちゃん

由衣 そうでしょう、ほんとだらけてばっかり、すこしは蒼磨君を見習えば?

紅牙 うるせーーーー、ほんとにつかれるんだからしかたないだろ

蒼磨 まぁ、とにかく帰ろうよ。二人とも

由衣 そうね、ここにいてもなにもすることないし。

下校中
紅牙 今日の晩飯なんだろうなぁ、もう腹減りまくりだ!!

由衣 紅牙君は、いつもおなかがすいてない?

紅牙 しかたねぇだろ。ほとんど毎日体育があるんだから

蒼磨 でも、紅牙は、体育できるほうじゃないか。

由衣 あら、蒼磨君もできるほうだと思うけど?

蒼磨 紅牙にくらべたら、まだまだだよ。

紅牙 まぁ、俺は、昔からスポーツはうまいけどな

由衣 自分でいってる。まぁしかたないか体育しかできないもんね

紅牙 なんだとーーーー!!

蒼磨 まぁまぁ、おさえておさえて、本当のことに怒るもんじゃないよ

紅牙 おい、蒼磨、フォローになってないぞ

由衣 あれは、立花さんじゃないかな?

蒼磨 ほんとだ。おーーーーーーい立花さんーー

緑  あ、みなさん。こんにちわ。今お帰りですか

紅牙 そうだよ。あの先生のおかげでだいぶ残らされたんだ

由衣 まぁ、紅牙君がながびかせたっていってもいいけどね

蒼磨 そうだよーーー。あのときもっとはやく意見をいっていればながびかずにすんだのに

緑  いろいろ大変でしたね。それにしても3人はほんと仲がいいですね

由衣 立花さんは、どこへいこうとしてたの?

蒼磨 そうだね、もうけっこう暗くなってきてるのに

緑  ちょっと、図書館で調べ物です。

紅牙 さすが、優等生だね。図書館で調べ物なんて絶対俺しないよ

由衣 自慢になってないよ。紅牙君

蒼磨 ほんとに自慢になってないね。紅牙

紅牙 ふたりで俺をせめるな!!!かなり俺しょげるぞ

緑  それでは、みなさんさようなら。

由衣 うん♪。それじゃあまた明日ね

蒼磨 じゃあ、また明日ね。緑ちゃん

紅牙 じゃあな、立花。

緑  はい。また明日。

紅牙 ほんとすごいよなぁ立花って。成績優秀だよな

蒼磨 体育だけを除けば、全部5だもんね

由衣 わたしも見習わなくちゃいけないな

ぴかああああああぁ

紅牙 なんだ?あの光は?かなりまぶしいぜ

蒼磨 うわぁまぶしいね。でもきれいな光だよ

由衣 どうやらこの首飾りが光ってるみたいだね

紅牙 俺持って帰ろう!きれいだし

由衣 あ、ちょっと待ってよ。紅牙君、わたしもほしい

蒼磨 ぼくにもくれよう

ぶわあああああああぁぁん

紅牙 わ、なんだ。すいこまれていくーーーうわああああああ

由衣 わたしまでーーーー、きゃあーーーー

蒼磨 二人ともーーーー。どっかいっちゃった。どうしよう。あ、緑ちゃんならなにかしってるかも。明日にでもきかなきゃ。

第1話完



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