中学校の同窓会をやってから2週間が経ちましたが、当日は一応挨拶をするだけの会長ということになっていましたので一通り酒をついで回りました。その中でいろんな懐かしい面々と話しをする機会があったのですが、びっくりすることを言われました。
その人とは保育園、小学校、中学校は同じだったのですが、小学校に入学以来同じクラスになったことはありませんでした。彼も小さいときから大男で有名でしたが、成績はあまりぱっとしなかったようです。話をしたことはないわけではないけれども親しい間柄ではありませんでした。
その彼に酒をつぎに行ったときに開口一番こう言われたのです。
「俺、今土木作業員をやってるけど、困ったことに直面したらずっとお前(つまり、私)だったらどのように考えるかというふうに考えてきた」。
中学卒業以来23年に渡ってこちらは忘れかけていた人にずっとその人の中では頼りにされていたことになります。大変な感激でした。
今では子を持つ父親になっているようですが、「お前の考え、行動はお前の親が教えたものだと思うから、俺も子供にお前のように考えられる人になるよう教えていくつもりだ」と付け加えてくれました。
損得や上下関係のない同窓会だからこそこんな話も出てくるのだと思いますが、今年一番嬉しかった一言ではなかったでしょうか。来年も同じ集まりがありますが、これからの大事にしていきたい仲間です。
地上波デジタル放送 September 16, 2008
最近、激痛に苛まれています。 September 15, 2008 コメント(2)
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