花咲くとき 夢輝く

4話



「どうしてぇぇ・・・・」
「樹里姉・・・ゴメン・・・願ってくれたのに自殺だなんて・・・」
「自殺なんてしないで欲しかったのにぃ~・・・」
樹里姉は泣き崩れた。
樹里姉・・・
「・・・樹里姉はどうして自分のためにならない願いをしたの・・・?」
「自分はもう死んでるから・・・生きてるみんなに全てを任せたのっ・・・
あたしの分もがんばってって思いで・・・
深華は自分のためにならないとイヤなの・・・?」
「―――っ・・・・それはっ・・・」
あたしは言葉が詰まる。
言い返せない。
「・・・ゴメン・・・今のは忘れて。」
そう言って樹里姉は行ってしまった。
どうして樹里姉が謝るの・・・?
あたしが悪いんじゃないっ・・・
ゴメンネ・・・・

次の日あたしは神さまのところへ行った。
「あのっ。」
「おぉ、深華。ちょうどいいところに!」
「え?」
「お前の親友の・・・未紗希が自殺しようとしているっ。」
「未紗希chanが?!」
「時間をやるから行け!」
あたしはすぐさま未紗希chanのところへ行った。
「未紗希chan!」
「深華・・・今すぐ行くよ・・・あたしも・・・行く・・・・」
「未紗希chanっ・・・」
未紗希chanは包丁を自分の胸の方へ持っていく。
「やっ・・・やめてっ・・・・!そうだっ。」
あたしは急いで天界に戻った。
「早くあたしの願いごとを叶えて!
『みんなを守って!未紗希chanをっっっ・・・死なせないでっ・・・』
早くしてっっっ!未紗希chanが死んじゃうっっっ!!!」
その時あたしの目の前が明るくなった。
というか眩しい。
「な、何?!」
あたしは未紗希chanのところへ行く。
「眩しかったぁ・・・あっ、未紗希chanは?!」
未紗希chan・・・いた・・・よかったぁ・・・
死ぬ前にお母さんが帰ってきたんだね・・・
良かった・・・ホント・・・・・・・・・・
あたしは大粒の涙をたくさん流した。
その時に・・・
未紗希chanの周りだけ、雨が降ったと・・・・



~END~

○●アトガキ●○

終わっちゃいました。

最後の終わり方・・・・

てきとうって感じはバレバレですねぇ。(-_-;)

スイマセンッッッ・・・・・

急いでたもんですから・・・・



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