還暦ばあばあの日常

還暦ばあばあの日常

初めての保育


私は姉妹の子どもの世話に慣れていたので、あまり、戸惑いは感じなかった。
当時は、保育園の数も少なく、狭い部屋に沢山の子どもたちが居た。
0・1・2・歳児は6:1という厳しい環境だったが、私は憧れの「保母さん」になれたことで、正直はりっきっていた。
1年ほど経った頃だろうか、またまた、はじめての「障害児」との出会いが合った。
保育園に勤めるようになって、私は多くの事を初体験した。
「保育運動」=「ポストの数ほど保育園を」=「○○市にも公立保育園を作ってください」=と「対市交渉」など。
「子どもの全面発達を保障する保育とは」=「地域保問研」運動。
「保護者とともにすすめる保育」=「父母会活動」
こんなことが、実際の保育よりも先行していたような2・3年だった。
お陰で、沢山の仲間と出会えたことが、今まで「保育士」としてやってこれた大きな力になっているのかもしれない。


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