還暦ばあばあの日常

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未満児混合保育の場合



未満児とは0・1・2・歳児(毎年度4月1日現時の年齢)をいう。

年度始めの4月には未満児が少数の場合が多い。
また、園の施設の事情で、未満児を1室で保育をするとき「混合保育」と言う形式をとる。

其々行政や施設長の方針により、総人数に対する保育士を「未満児クラスの担任」として割り当てる場合もあるが、多くは、各年齢に1人の担任は割り当てていると思われる。

例えば
0歳児=3名=保育士1名
1歳児=8名=保育士2名
2歳児=10名=保育士2名
合計 子ども21名=保育士5名

0歳と言えども、月例幅は広く、産休明け~11ヶ月児までである。(4月2日には1歳の誕生を迎える子どもも0歳である)
この場合も、ケースバイケースで、生後8週児から受け入れている園もあれば、3ヶ月からor6ヶ月からの場合がある。

色々なケースがあるが、上記の年齢構成の場合に「担当制」を取り入れて保育をしていく場合を想定してみましょう。

環境設定が大事です。
生活環境(空間)と遊び空間の確保をしましょう!
このときにも、年齢別に環境確保が必要なわけですが、施設の広さに限界があるわけですから、「共有」部分も必要です。

担当保育士は自分の担当する子どもの年齢や生活パターンを把握しながらどの子も気持ちよく過ごせるように配慮が必要です。

0歳児の場合は3人に1人の保育士ですから、フリー保育士や2歳児担当の保育士の援助を求める必要が出てきます。

総勢21名を一斉に、動かそうとしない事が、未満児クラス運営のポイントではないでしょうか。

生活も遊びも、0歳児は0歳児のリズムを作っていきながら、1・2歳児とのかかわりが、つくれるように、工夫をしてください。

1・2歳児についても全体的な流れは0歳児と同様ですが、注意をしなければいけないことがあります。
1歳児は8名を2人の保育士が保育に当たるわけですから、色々な部分で月齢差によるトラブルが出てきます。
基本的には8名を2名で保育するわけですが(1歳の場合)まず、月齢や男女、発達度などを鑑みながら、4名ずつ「担当」を分けてください。
ここに「担当制」のポイントがあるのです。

自分の担当が決まったら、4名の担当児に関しては、担当保育士が生活から遊び保護者との対応全てに責任を持ちます。
自分の担当児が21名の中で如何に快適に生活できるかは担当保育士の肩に掛かっています。
一人一人の生活リズム、発達についてしっかり把握しましょう!

{例}の未満児クラスには21名の子どもと5人の保育士。5つのグループがうまれます。

生活リズムも最低5つのパターンができます。
最低です。最高21のパターンが生まれる場合もあります。

パターンについては次ページで書くことにします。


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