あしたも、はれ! 

あしたも、はれ! 

病は気から?


一般外科病棟の6人部屋に入院したが、
私が、入った時は、
乳癌4人、胃癌2人。
40歳の私は、病名を聞かれることほど、嫌なことはなかった。
しかし、隣の子は、20歳。
平気で、『私は胃癌』と、話している。
その子の前向きさは、私も見習わなければならないと思った。
とにかく、明るい。いつもにこにこしてる。
きっと、病巣を取ってしまえばそれで終わりという意識があったんじゃないかと思う。
そう考えて過ごした方が、確かにいいのかもしれない。
でも、私には、出来なかった。
いつでも、『死』への恐怖を抱いていた。



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