sakuraidaniboys (桜井谷少年野球部コーチのブログ)

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「タメ」について

■テークバックの際の「タメ」について


今回は、テークバックの際の「タメ」の作り方について
紹介します。

前回はドッジボール投げにならないよう生卵割りを紹介
しました。
この生卵割りを投球モーションのどの時点で行うかが
「タメ」のポイントになります。

ワインドアップで投球モーション開始した際、グラブの
中にボールを持った右手が入っていると思います。
このボールを生卵に置きかえてみます。(生卵を両手で
持っていると仮定します。)

右投手の場合、左足があがる際に両手で膝を抱え込むよ
うな動作をすると思います。
その時点では、まだ両手で生卵を持っている状態です。

ここからポイントです。
できるだけ左足が着地するまでの間はがまんして、この
生卵を割らない(抱え込んだ両手を開かない)ようにし
ます。

そして、左足が地面に着地する寸前にこの生卵を割りま
す(抱え込んだ両手を開きます)。

これで、「タメ」は完了です。
あとは、前回紹介したテークバックの動きをすればいい
のです。

「肘を上げる、上から投げる」という意識が強すぎると、
特に低学年の子供たちは、早くから右手を右耳付近に持
ってきてしまい、タメができず、勢いのあるボールが投
げれなくなってしまうようです。

この「生卵割りのタメ」を身につければ、バネのあるフ
ォームになり、勝手に肘も上がり、勢いのあるボールが
投げれると思います。

このタメを作る感覚を是非、身につけましょう。
この動きが身についたらできるだけリズミカルな動きを
するよう心がけましょう。


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