新 緑仙の日々是好日

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R.咲くや姫

R.咲くや姫

2012.01.07
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カテゴリ: 物書き


夏のバーベキューか、鰻屋さんか
焼き鳥屋さんぐらいかも知れない。

茶道の世界でも今はなかなか炭は使えない。
先ず、消防法に引っ掛かってしまうし、
火気厳禁のところが多いので
茶席のほとんどが電熱式でお湯を涌かしている。

さて、今年も我家は広間を茶席風に設えてある。
(お煎茶だったりお抹茶だったり‥)

本日は「七草」
お天気は良くても吹く風はとても冷たい。
小寒を過ぎたばかりで冬本番はこれからと言うのに‥
昨年よりも寒い‥
お茶以外で炭を熾すことは珍しく
火鉢に
炭が「カッカと」赤くなっている様は美しい。

さぁ、どうぞ手をかざして下さいな。
鉄瓶の湯気も音も温かさが増してくる。
網を乗せればじっくりと時間が掛かりますが
お餅も焼けますよ。



四季の美が描かれているのは周知のことであるが、
冬の下りもその通りであると私も同感である。

『冬は、つとめて。
 雪の降りたるは言ふべきもあらず。
 霜のいと白きも、また さらでもいと寒きに

 つきづきし。…‥」意味はそんなに難しくはないが、
その情景描写がなんとなく佳い感じがする。
真っ赤に燃えている炭を火鉢に急ぎ移し、皆がその火鉢に手をかざし、
周囲の人々の心までもが暖かくなるのは、思いやりの心であろう。

また、「碧巌録」にはこんな禅語がある。

「紅炉一点雪 こうろ いってんのゆき」
私はこの言葉が好きである。

真っ赤に燃えさかった暖炉の上に一片の真っ白な雪が舞い落ちる。
すると雪は一瞬のうちに解けて消えてしまう。
実に儚いものである。
私たちの命もこの雪のようなものではないだろうか?
永い宇宙の時間から見たら人間の一生など一瞬のこと。
されど、この一瞬の存在が、
実は何物にもかえ難い、尊い存在なのであり、
瞬時に消え去る卑小な自己ではあっても、
この自己なくしては、宇宙も地球も自分の中に存在する意味がない。

この禅語の主眼は紅炉ではなく、一点雪にあるのだと私は思う。

炭1





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Last updated  2012.01.07 22:00:04
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