◆◆◆ | 落語ミステリ | ◆◆◆ |
夜の蝉:北村薫
女子大生の〈私〉と噺家の春桜亭円紫師匠が活躍するシリーズ。 鮮やかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線と、主人公の魅力あふれる語りが読後の爽快感を誘う。 日本推理作家協会賞を受賞したた第二作品集。 |
三人目の幽霊:大倉崇裕
落語専門誌の新米編集者・間宮緑は、ベテラン編集長の人並外れた洞察力に舌を巻く。 彼の手にかかると〈落ち〉が見えない様々な事件が信じがたい飛躍を見せて着地する。 一味も二味も違うミステリ連作集。 |
ハナシがちがう!:田中啓文
上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の不良少年・竜二。 師匠にどつかれながらも、古典落語の魅力にとりつかれていく。 個性豊かな芸人たちの楽屋裏をまじえて描く笑いと涙の本格落語ミステリ。 |
道具屋殺人事件: 愛川晶
高座の最中に血染めのナイフがあらわれる、後輩は殺人の疑いをかけられる、次から次へと起こる騒動に、二つ目、寿笑亭福の助が巻き込まれながらも大活躍! 落語を演じて謎を解く、本格落語ミステリ。 |