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来年になってたりして?(^_^;)
私は決まり事が苦手で特に新年の挨拶はトラウマがあり、とても憂鬱になる。
私がまだ小さかった頃、新年の挨拶に毎年、伺う親戚のお爺ちゃんが
物凄く礼儀作法に厳しい人で必ず玄関先でのダメ出しがあった。
畳みの部屋で正座をし、何度も何度も新年の挨拶のやり直しをさせられた。
母からもシツケらしいシツケをされた記憶はないし、大体が正座なんてした事も
なかったし、お辞儀だって頭を適当に下げるだけと解釈していたし、畳みの縁を
平気でバンバン踏んで歩くし(^_^;)お爺ちゃんの席にちゃっかり座ってしまって
「上座?下座?何それ?だって私、解んないもん~♪」
そんな子だったのでお爺ちゃんも苛々し通しだった。
普段から声が大きい人で、酒が入ると更にテンションが上がってしまい、
しつこさもパワーアップした。元々が完璧主義な部分がある人でたとえ
相手が子供とは言えども容赦はなく、親戚中でも怖い存在で有名で親戚が沢山
集まる席でも私のように礼儀作法を一切身に付けてないような不届き者は
許せないようで特に手厳しい洗礼が待っていた。
弟に至ってはこのお爺ちゃんに怒られる事が嫌で「絶対行きたくない~!!」
と泣き喚き、毎年ごねるので父母も物凄く手を焼いていた。
それでも弟は元々要領が良くってすぐに泣き出し、母親のところへ逃げ隠れる。
という大技を習得していたのでターゲットはお転婆娘の私に1人に絞られた。
何度やっても言ったとおりに出来ないし・・というか実のところ何が何でも
やりたくなかったのでその生意気な態度が益々火に油を注いでるようなもので
毎年、最後にはひじょ~に熱いお灸の刑が待っていた(T.T)
父が「この子には私が必ず教えますから・・・」と必死になってくれても
この頑固爺ちゃんには決して通用しなかった(^_^;)懲りない私は熱いお灸を
すえられても翌年には同じ事で怒られていたし。
お爺ちゃんは私達が大きくなって恥をかかないように・・・との優しい?
思いで一生懸命やっていてくれていたのかもしれないけれど、当時子供だった
私にはこのお爺ちゃんに会う事も熱いお灸も嫌で仕方なかった。
40過ぎた今でもあっちこっちにお灸の痕が残っていたりするのでこの年に
なっても新年の挨拶の時期になると憂鬱な気分になる私なのでした。
画像は私のハマっているフリーマーケットでの様子。