狎鴎亭的横濱生活
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タイトルが重いけど、私には一大決心だったこと。それはホパリの保育園問題。今はホパリは幼稚園に通っている。働く親も通わせられる市から補助が出ている「預かり保育」のある幼稚園だ。幼稚園は2時までだけどそこから6時半まで預かり保育をやってくれる。土曜日はないけど、代休の日とか長期休暇もやってくれる。ホパリが行っている幼稚園は私たち一家が日本にやってきた時に行き先がなくて困っていて何とかイパリを入れてくれた、あの幼稚園だ。その恩もあったし、イパリを一年通わせて、フルタイムの親でもやっていけると思えたのでホパリが2歳までの保育園を終えた時そのまま持ち上がりで今の園に入ることにした。だけど園の状況もどんどん変わり、働く親にはきつい無理なことが増えていった。1ヶ月に2度も3度も親が参加しないといけない行事があって、イパリの学校行事とあわせると、公休だけでは足りず、年休も使って参加しないと間に合わない。特に月1回ある保護者会は絶対参加でその日は預かりすらやってくれない。そしてここの先生はニコニコ挨拶をしてくれる朝があったと思えば、目があっても知らん振りをする朝もあるとても気まぐれな先生たち。知らん振りをされたり、作り笑いで挨拶された朝なんかは「何か気に障ることしたかしら」なんて朝から気分が悪くなる。特に担任がひどい。イパリの時の担任はとても出来た先生で、まだまだ若いんだけど、言葉のうまく通じないイパリをクラスにうまく溶け込ませ、1年間とても楽しく通わせてもらった。朝連れて行くと、先生はまだ着たばかり。髪の毛を束ねながら、着替えもまだなのに絶対私たちの所に来てくれて「おはようございます」と挨拶してくれる。帰るときも気がついたら絶対来てくれて今日の出来事なんかを一言でも話してくれる先生だった。だけどホパリの先生は時々立ち止まって挨拶してくれる程度。ひどいときはすぐ横の職員室にいて私たちを見てるのに、会釈の一つもしない。挨拶しても知らん振りだ。年少の頃から信用が出来なかったこの先生。来年には違う先生になるだろうから、それまでの辛抱だ。そして頑張って幼稚園を通い通したいなと思っていた。しかし!年中になり初めの日に親子登園した私たちはまず15人ずつだったクラスが一つにまとめられたことを知る。年中、4歳児が30人だ。そして担任はホパリの年少の時の担任。この瞬間、「もう辞めよう」と思った。4歳児30人を一人で見るのも容易じゃないのに、あの先生には到底無理と思ったのだ。それでも騙し騙し通っていた。だけど、市のホームページを見ていて、2歳までの保育園とうちの幼稚園が併設されているモデル園みたいに書かれていてちょっと憤りを感じた。正直言って保育園みたいにみてくれるわけじゃない。預かりがあってもあまりの園参加が多いためフルタイムの親にはとてもじゃないけど保育園に代わりに選べるような所ではないのだ。これは語弊あると思ったので、市民の意見見たいのを書くところに投書をした。これでは親が誤解するから表現を改めて欲しいと。特に保護者会の日に預かりをやってくれないのはどう考えてもおかしいと。だってその日保護者会じゃない園児に対しては預かりがあるのだ。そして保護者会に出席する園児は12時半からある保護者会が終わるまでみてもらえる。でも参加できない親の園児は11時に帰らないといけないのだ。理由を聞いても「うちは幼稚園ですから」その事を書いてみた。そこで市から返事が来た。市から援助して行っている預かりだから、親の要望で必要な限り預かりはやらないといけない。園がやっていないのがそもそもおかしいのでそこに対して指導をしていく、という話だった。ちょっと論点がずれてしまったけど、まぁ指導してくれるならいいやと思っていた。でもこの指導のおかげで大変なことになった。市から指導を受けた園は、誰がこんなメールを送ったのかと犯人探しを始めた。片っ端から親たちに探りをいれ、とうとう心無い親たちがあるお母さんの名前を出した。そう、そのお母さんは濡れ衣を着せられたのだ。そのお母さんは、その日子供を迎えに行ったら園長を含む3人の先生に囲まれ、犯人扱いを受けて、散々説教をされたそうだ。そこで私はあわててメールを書いた。大変なことになっているから何とかしてくれと。犯人扱いをされたお母さんは何とか無罪を証明できたらしいけど、じゃあ誰なんだという感じだったと思う。うちが今度は怪しまれているかも知れない。ほんとだったら大きな声で言ってやりたいけど、息子という人質がいる。園で私が大きく出て、何かあるとしたら私にではなく子供に行くのだ。知らん振りを決め込んでいた。でも保育園には希望を出すことにした。ただ激戦区と言われる横浜市の中でも大変な区。待機児童は多くて、しかも年度途中の入所はかなり難しいといわれた。最初は2箇所だけに希望を出したけど、やけくそになって8園に増やした。そしてつい先日。区役所から電話が来た。ある保育園に空きが出たというのだ。でもそこは第4希望。正直言ってチェックもしてなくてどこにあるのか正確な場所も知らなかった。あわてて園を見学させてもらった。私たちが一番希望してた近所の保育園は高台にあって住宅街だし環境が良いなと思ったんだけど、そこはトラックの行き来が激しい団地内の保育園。でも中に入ってしまえば、古いながらもきれいに使われ、教室も広々した所だった。保育園は私も通ったことないので、ちょっと抵抗はあった。ここに入ることが果たしてホパリのためになるのか、正直分からなかった。多分今の幼稚園より悪いということはないと思う。市が管理してるだけあってしつこいくらいしっかりしてる。だけどよくも悪くもすっかり幼稚園の先生や子供たちを順応しているホパリを保育園に転園させちゃっていいのか?ここが自信なかった。今もない。今もこれでよかったのか分からないけど、保育園への入所を決めた。ホパリはきっと友達を恋しがるだろうし、寂しくなるだろう。最初は泣かれてしまうかもしれない。本当は夏休みに入るときくらいから移れれば一番良かったんだけど、区役所は容赦なかった。もう明日からでも行ってくださいって感じだ。その電話が3時だから「今から幼稚園の先生に言うことも出来ないし、物理的に無理です」と言ったら「そうですねぇ」と渋られ、「せめて来週からにしていただけませんか?今週はもう明日と明後日しかないんですから」と言ったけど結局「ダメ」だった。金曜からでも行けないなら、今回は他の方に・・・と言うのだ。待っている人はたくさんいる。1日でも早く入所できる人優先ってわけだ。仕方なく金曜日からと言うことにした。でも心は暗く、どうやってホパリに分かってもらおうかと何だか悲しくなってきた。そうしたら保育園の園長先生からは「来週からでも良いですよ」と言ってくれた。「いきなり明後日からって言うのもお子さんがかわいそうだからね~」と。良かった!かわいそうって思ってくれる人がいて。来週初日はいきなり一日は大変なので半日からと言われた。何とか婦長さんに話して早退しないと。ホパリに話したら、渋ってる。あの保育園はいいけど、明日は保育園で次の日は幼稚園でもいい?とか言ってる。ママお仕事しないでよ、とまで言ってきた。ゴメンね、ホパリ。ママの決断が間違ってなかったと思えるように頑張るからね。いいお友達をたくさん作ってみよう。
Jul 4, 2007
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