さ、行こか！ -- かあさんのひとりごと　--

悲惨なお出かけ（８/15）

　みなさん御存知の方もいらっしゃると思います。
　８／１５という日は「地獄の釜のふたが開く」日ということで、職人さんたちはこの日仕事を休むそうです。
　私がこのことを知ったのはつい最近のこと。

　一般にお盆休みというのは１３日から１６日の我が家の夫。
　１３から１４は私の実家へ行くため必然的に自分達の楽しめる日は１５日になってしまうのです。
　１６日は帰り盆で御先祖様を送るため家にいないといけないし。

　で、夫は何を思ったのか地元でも有名な「白糸の滝」と名のつくところへ行こうと言い、私は行ったことがなかったので、了解を。
　まだ子供達も小さかった・・・。

　白糸の滝には舗装されていない山道を登らなくてはいけません。車で登り始めたとき雨が降り始めました。それが段々強くなってきました。
　道路は舗装されていないため、泥水が流れ、川のように。

　「これじゃ、白糸じゃない赤糸じゃないよっ。大丈夫なの～？別に今日じゃなくてもいいからさ～。」と私。
　「大丈夫だって。」と旦那。

　ところが全然大丈夫じゃなかった・・・。

　車がぬかるみにはまって動けなくなってしまったのです。
　もちろん外は大雨。後ろの席には子供達。タオルをかぶって寝ている・・・。
　夫は言った「もし抜け出せなかったら、お前達はここに残れ。おれが麓に行って助けを呼ぶ。」

　今思うと置かれるのも怖いですが・・・。いつ崩れるか分らない。

　で、私が運転席に乗り、夫が後ろから車を押す～～。
　私も動揺してまして、アクセルとブレーキを間違って踏んでいるのに初め気がつかなかった。「へ？車が動かない？？あ、間違ってた・・・」

　夫の火事場の馬鹿力で車は動き無事帰還。ばんざ～～い。

　で、子供達は何も知らず寝ておりました・・・。あの時は寝ててくれて正解です。親でさえ動揺してたもん。
　夫の選択を疑うようになったのは言うまでもなく。

　なので、１５日に水のある所へ行くのはよくないことなんだと思うようにしてます。あるいは気を引き締める。怖いですよ。１５日。

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