200231

ぬちぐすい。

もう一人の私

～もう一人の私～

　　　結婚を選んだ自分と仕事を選んだ自分が･･･
　　　別々の世界で生きていてある日たまたまＰＣを通じて出逢う。
　　　そんなドラマをみていろいろと考えてしまいました。
　　　ドラマでは最後は別々の世界ではなく
　　　ドッペルゲンガーみたいになっていましたけどね･･･
　　　でも最後は謎のまま･･･でしたね。

　　　女性にとって結婚というのは･･･
　　　人生においてやはりとても大きな選択だし･･･。
　　　「もしも･･･」というのを誰でも一度は考えたことがあるはず。
　　　もし違うほうを選択していたら･･･「もしあのとき･･･」と。
　　　今とは全然違う人生を歩んでいたんだろうな･･

　　　どの選択が正しかったのか･･･そんなことはわからないけれど
　　　今この場所にいるという事は間違いなく自分で決めてきた事で
　　　もしかしたらやっぱり･･･
　　　この道を歩むという人生が決まっていたのかもしれない。
　　　偶然ではなく必然だったのかもしれないとも思う。

　　　今ここで「もしも･･･」を考えてはみたものの･･･
　　　今のこの生活を後悔しているわけではない。
　　　むしろ今の生活がもしかしたら私にとって
　　　一番よかったのかもしれないと思ったりもしている。
　　　ただ･･･もし別の選択をした自分と会うことができたのなら
　　　その「自分」に聞いてみたいなと思う。

「あなたは今幸せですか？」 と。

　　　たとえ自分がどちらのどんな生活を選択したとしても･･･
　　　その選択を後悔することなく「幸せ」だと思える自分であって欲しい。
　　　何度となく決断するときを経てそこに辿り着いたのだから･･･
　　　その決断をした自分を責めたり後悔して欲しくない。
　　　･･･ただそれだけ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2002.10.3 記（日記より修正加筆あり）

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