ぬちぐすい。

ぬちぐすい。

余命。








~ 余命 ~



   「余命」とは「これから先に生きられる命」
   あとどのくらい生きられるのかってこと。


   人間は 皆 いずれは死にます。
   "その日"に向かって歩んでいます。
   一日一日。


   でも もしかしたら"その日"は
   明日なのかもしれないし・・・
   50年後なのかもしれない。


   "その日"が いつなのかはわからないけれど
   人間は 皆 "その日"に向かって歩んでいます。


   もし 病に冒され・・・
   自分の余命を宣告されたとします。
   正確な日にちは わからないにしても・・・
   だいたいの"その日"は わかるわけで
   明日 急にこの世を去ることになるのなら
   あと どのくらいとわかっていた方が まだいいかな?
   それとも ある日 突然・・・のほうがいいのかな?



   ある日 突然ってのも辛いけど・・・
   "その日"が あと何日って
   わかってしまっているのも辛いだろうな。
   周りの人も・・・そして本人も。



   大切な人が目の前から 突然 いなくなってしまう
   喪失感は耐え難いものがあるだろう。
   幸せな日々を送っていればいるほど
   その喪失感は大きいように思うけれど・・・



   私も死ぬことは怖いと思っていない。
   いつか 皆が迎えることだから・・・。
   ただ そのときをどう迎えるか・・・
   それが大事なのだと思っている。



    "その日"が わかっていなくても・・・
    "その日"が わかっていようとも・・・




   「もっと生きたい」
   そんなふうに思える日々を・・・



    最期の瞬間に「いい人生だった」と
    思える日々を送っていきたい。




     日々 自分に問いたい。



    今日・・・
    そんな一日を送れたのか?と。






                  2003.3.11 記(日記より修正加筆あり)







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