気ままなデジカメ片手の散歩路

気ままなデジカメ片手の散歩路

「小林古径展」から 北の丸公園


「小林古径(こけい)展」に やっと行ってきた。


竹橋の北の丸公園内にある 国立近代美術館に。

近代日本画の巨匠と称される 小林古径。


以前(2年ほど前) 銀座松屋での個展 そして
今年春「湯島天神」の宝物館で偶然 拝見して
その優雅で気品ある 洗練された作風が 心に残っていた。

(この春 湯島天神はブログに書きました)


地下鉄「竹橋」で降り 目の前の竹橋をわたると
江戸城の一角に思えるところに 近代美術館があります。



右側正面が東京国立近代美術館



竹橋の上から大手町方面を

このお堀の水は 昔から神田川から引き込んでいる。

やっぱり 水のある風景はいいもの。

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「小林古径(こけい)展」は 残念ながら無断掲載できませんので
簡単に感想をいえば

明治 大正(前半にフランスに派遣される) 昭和の3章に分け
作風とテーマの変遷 そして膨大なスケッチと下絵を同時に展示
彼の全体像を俯瞰して 見れるという 貴重な展覧会であった。

印象に残った作品をいくつか(画像がないのにスミマセン)

「加賀鳶」(江戸前田家屋敷の火事とお抱え武士の火消し場面)明治
「機織」(日本、西洋、東洋の技法を駆使した作品)大正
「孔雀」(屏風一面に一羽の羽を広げた孔雀・・・
     羽根が立体的に浮かんで見える!)昭和
ほかにも いろいろありますが・・・

この「小林古径(こけい)展」18日が最終日!
ご紹介が遅くなって ほんと申し訳ない!
ご興味があったら お出向きください。

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帰りは 坂をのぼって 北の丸公園へ入って



皇居のお堀と北桔(はね)門


この門から入って右側に天守閣があったが
明暦3年の大火で焼け落ちた・・・



坂道を登り 右の木立の中へ進みますと こんな森の中へ



公園内の小道




ちょっと開けた 池のほとりには ギターを弾きながら歌う女の子
懸命に走っている高校生 カップル 昼寝するひと




広場には やっぱり犬の散歩や そぞろ歩きのご夫婦など


ここ北の丸公園は そばを車で走るばかり

たまに 武道館に来たぐらいかな?

東京のど真ん中に 森があったんですね。



田安門


坂の中間あたりの 田安門をくぐって




お堀(先ほどより北側をめぐっていて 千鳥が淵につながる)
に沿って九段下へと降りていきまして


地下鉄「九段下」から 帰路につきました。

「竹橋」とは たったひとつ隣の駅です。

一駅の 回り道でも はじめての散歩路。

*九段下のヒロシさんに会えればいいな
 でも 休日なので連絡は遠慮しました。


気品と シンプルな強さを秘めた 「小林古径」の
余韻に浸りながらの 静かで 楽しい 散歩でした。


気に入った本を 静かに読むのに
最高にいい ベンチ見つけちゃった!


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