気ままなデジカメ片手の散歩路

気ままなデジカメ片手の散歩路

両国東詰 Part-2 江戸の相撲取り



(ふれ太鼓の音が聞こえてくる・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
相撲(角力とも書いた また隅田川を角田川とも)は

江戸時代初期 寺社建立などのための浄財を集めるために
勧進相撲として 富岡八幡宮などの境内ではじまり
庶民のあいだでおおいに人気をはくし


明暦三年(1657)の大火の無縁仏を供養するために建立された回向院


天保年間からは興業として ここ回向院で 春秋2回 10日間
本場所が開かれるようになった。

それは巨大な小屋掛けがつくられ 大変な人出で賑わったそうです。
相撲取りは歌舞伎役者とならんで 超スーパースター!

「一年を 二十日で暮らす いい男」なんていわれたわけですね。


力塚


木遣塚



相撲部屋が集まっていた 両国界隈は
若くて 強くて 粋な関取衆ばかり
もう 若い娘さんなんて ほっときゃしません

「お相撲さんには どこ見てほれた 稽古かえりの 乱れ髪」



当時の相撲取りの 名前からして 強そうでカッコイイ
「谷風梶之助」「小野川喜三郎」「稲妻雷五郎」「不知火光右衛門」・・・


ところが 力士のしこ名は 当時みな強そうだったかというと そうではない!
とぼけた 江戸から明治にかけてこんな名もあったと 本にありました。
「しのぶやま いろすけ」「ほうねん まんさく」「おっとせい」

これ冗談ではありませんから
「いのしし なべきち」「みけねこ なきたろう」なんて名まで!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子供の頃
栃若時代 吉葉山 大鵬・柏戸 三根山 なんかに夢中だったな。


この回向院の裏手にあるときいて
「忠臣蔵」で討ち入りにあった「吉良邸」に足を向けました!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: