北海道のアウトドア!

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命の構造

私達の周りには、言葉で説明のつかないものがなんと多いことでしょう。

言い表すことは出来ないけれど、感じること。私は、そのようなものがとても大切だと思います。


その一つに「生命・命」があります。


生命を一言で私が定義することができるならば、それは・・・
「常に限りなく変化を続けるもの。」

私は、この命題について何度もここで説明してきましたが、今日は私のイメージをもっと解りやすく書こうと思います。


ひと時の快楽に傾倒すること。

人への怒りを抱き続けること。

帰らぬ悲しみに埋没すること。

復讐に躍起となり生きること。

自分のことしか見つめぬこと。

目に見えぬ不安を恐れること。


命とは、本当はそんなに小さなものではありません。

私は、いつも考え続けて、ある結論を(ほんの一端)を見つけました。

「命とは常に変化を遂げるもの。」その実態をわかりやすく説明させてください。

*********

人は昔から人工で作られたものを「林」とし、自生する古代からの自然を「森」として区別してきました。

そう、生まれてきた人間の「命」は林のように見えます。

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最初は更地のような土地ですが、親や社会や自然からいただいた「種」がたくさん植えられている土地です。

その土地には、やがてたくさんの苗が芽生えることでしょう。そして、たくさんの若木が育ちます。

その木々の名前は未だわかりませんが、貴方の成長と共に理解できるようになります。貴方はやがて木々の名前を知るのです。

木々の名は「やる木」、「根木」、「勇木」、「負けん木」等なのかもしれません。

木々は生長しやっと林を構成します。

しかし、やっと形成された林でさえも、とても危ういものです。

そこには四苦八苦の風が吹き、貴方は寒さに耐えかねて、一時しのぎに木を犠牲にしながら焚き火をして、大切な木を失ってしまうこともあるからです。

忍耐を続ける人の林は、やがて大きくなり、最後には森に繋がることでしょう。

それを知った貴方は、森へと足を運び、見上げるような大木に囲まれた本当の命を知ります。

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そして、その森はたくさんの林とも繋がっていることを発見するのです。

その森にも四苦八苦の風が吹き込みますが、森はその生命力で、その風を四季に代えて、木々を彩ることを知っています。

森を知った貴方の林は、それからますます繁栄し、たくさんの木の実を落とすことでしょう。

その種は木を倒してしまった他の林の人々の下へ。生まれてきた林の更地へ。きっと運ばれるのです。

ついには、貴方の林は森と一体となり、区別がつかなくなることでしょう。

私は思います。

目に見える命とは「林」に見えますが、それは本来のふるさとである「森」があるから出来上がったもの。

そして、森を知った人々は他の「林」までも繁栄させる力を内在することになるでしょう。

身近に感じる「命」とは林のようなものでも、「森」という繋がりに満ちたふるさとによって成り立っています。

やはり私は「人は生かされている」ことを知るべきだと感じます。

私達の命とは自分が思う何千、何万、何億倍も大きく素晴らしいものだと思うのです。


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新しい年。たくさんのではなくとも、たったの

ひとつでも、目標を持っていましょうね!

書初めなんていいかもしれません。

苦難の人生にあっても希望は隣り合わせにあります。

今日は「君の詩(うた)」をうたってあげるよ。

そんなことしか出来ないけれど、詩を君へ。

素敵な音楽を「君の詩(うた)」で聴いてね。


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君の詩(うた)




その か細く白い腕に

投げ出される液体のダイヤ

少しだけ震えていた君の肩


君の吐息がこうして広がって

夜空を覆う星座になったよう


僕の言葉は風のよう

通りすぎては消えていく


もうすぐ新しい朝が来るね

遠く丸い水平線に太陽が昇るよ


今ぼくの胸は君でいっぱいで

壊れそうなんだ だから


その肩を抱くため

気持ちを温もりに託して

君の詩をうたってあげる


そんなことしか出来ないけれど

なにも出来ない僕なのだけど






松尾多聞



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