北海道のアウトドア!

北海道のアウトドア!

ロッククライミングな人生論

000000000.jpg
今日は、札幌に咲く満開の「八重桜」の下で、フッと言葉が湧いてきました。

「もう、後戻りは出来ないなぁ。。。」って。

そして、ある風景が私の心に映し出されたのです。それはロッククライミング。

「そっか、人生ってロッククライミングみたいだなぁ。」

そして、人生には誰もが平等に登らなければ壁があるのですね。

夢の頂きは、どうなっているのか?人はロッククライミングを始める。

「自己の可能性への挑戦。」

「共同の喜びを知るため。」

「頂きにあるものを求め。」

理由はいくらでもありますが、登り始めます。最初は元気いっぱい!岩をつかみ、わずかな穴に足先をゆだね、渾身で頂を目指します。

やがて人は、疲労を感じて、自らの限界を知る事になるでしょう。

そして初めて回りを見渡します。しかし、このときには降りる事も登ることも困難な状況が貴方を包み込むことでしょう。

雄大に広がり始めた風景と、後戻り出来ない自分と。

人はわずかな止まり木を探すことでしょう。そこでしばしの安息を得るために最後の力を絞ります。

ささやかな休息を知った人々は、初めて上を見ます。しっかりと、そして頑強に。

すると、そこには「命綱」という安息があることに気が付くことでしょう。それは、まったくの社会性だったのです。

さらに努力の決意がみなぎれば、きっと、頂上から垂らされた先人の綱までも見つける事が出来るかもしれない。

努力と、洗練された自己の管理により、活動と安息を知った人々は、やがて頂に達します。

その壁の頂上には、そこでしか見る事のできないすばらしい風景が広がっています。

それを知った貴方はきっとこう語ることでしょう。

「私が知ったこの地に、人々よ登れ!」と。

「ここにしか無い物を知るために!。」と。

そして貴方は、綱を垂らし、盲目に登る人々の下へ届くように「繋がり」をロープに代えて導くことでしょう。

止まり木。それを探すことは、自己の疲労を自覚出来なければ出来ないこと。そして自覚出来ないと、まさに墜落の危険を孕むのです。

自覚できると止まり木へ。見渡すことの出来る場所へ。

そう、趣味でも繋がりでもいいのです。貴方が安らぐところへ。

ご自分を大切にしてください。そして、それからたくさんの繋がりを見つけてください。

人は、それを知らなければ、本当の優しさに辿りつけないのだから。

今日はそんなこと、桜の下で考えていました。


■今日の詩作品■

さくら。。。。

僕の桜です。どうぞ読んでくださいね。 クリック






夢 の 花 び ら




黄昏はわたしを急がせる
散る花は想い出を遠ざける

賑わい飛び交う声の中で


抱いた夢は私を追い越して
夕陽に揺れながら薄れゆく

舞い散る時の流れの中で


あの春にこの同じ場所で
愛しいひとを抱きしめた

旅立ちに燃えた夢の中で


黄昏はわたしを急がせる
薄れ行く想い出を追って

いつの日にか再び逢いたい
春の桜の花びらに揺れて




img71444e3fi29psg.jpg


ランキングに参加しました。クリックしてね。 banner2.gif


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: