北海道のアウトドア!

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紅き夕日の心




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積丹半島は神威力(カムイ)岬に降りる夕日。夕日は紅く燃えて、ゆっくりと海へ帰ってゆく。

ここで私の作品「初夏の紅」を読んでくださいね 。←クリックで音楽が流れます。




「初夏の紅」



漆黒の空を


日は射し蔭りゆく


つかのまの時空に


夕陽を彩り消えた人


風も雲も置き去りにして





松尾多聞




そうなのです。夕日は赤い!どうして?赤いのか?

今日は、そんなことを書いてみようと思います。

そもそも太陽の光は七色ありますね。そう、あの虹の色だね。
セキトウオウリョクセイランシって覚えると便利。

その他にも「赤外線」や「紫外線」なんていうのもおなじみですが、この「色」はそれぞれ光の波長が違うのです。

そう、光とはたくさんの波長(波)の束だったんですね。

ちょっとわかりずらいので、もっと簡単に説明しますね。まず、光を「海」だと思ってくださいね。

赤は大きな「うねり」なのです。船をひっくり返すほどの大きな波。そして「紫」は吹く風に海面が揺れる細波。うねりの幅と大きさが違うのです。

そして光は地球の大気に触れて輝きますが、この大気に吸収されて波長の小さな光はさいぎられて見えなくなってしまうのです。

そして、一番おおきな「うねり」である「赤」が大気に翻弄されることなく、私たちの目までたどり着くというわけ。だから夕陽は紅いのですね。

そう、遠い太陽から来た光は「うねり」ながら夕陽を創り出し、赤の大波となり私たちの一日を美しく輝かせてくれます。


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そして心には温度があります。

くわえて、私が考えるのは心にも色があるということ。

いきあたりばったりの心は、きっと波長の短い「紫」なのかもしれませんね。ころころ変化を繰り返す移り気は、うねりも小さく遠く人生を左右する「色」には成りきれません。

心の大きな「うねり」とはきっと、愛情であり志であり、大きな夢なのかもしれません。

あなたの大きな心は何色ですか?

橙?黄色?それとも赤?

紅く赤く燃え立つ人生とはゆるぎない大きな心の「うねり」に支えられ裏づけされているもの。

やり通してこそ人生。続けるからこそ人生。あきらめないからこそ人生。

自分の心の大きな波長を「言い切る」からこそ人生でもあります。その自信と確信を持てる生き方をして、そして何時も赤く紅く!燃えていたいものです。

あなたは夕陽をみましたか?あなたの夢は何色ですか?




●今日の俳句作品●


沈む陽に置き去りにさる孤独かな


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いんやぁ。今日の北海道は蒸し暑かったぁ。いまやっと涼風が窓をたたいています。夕陽に照らされながら、こんなふうにまた、積丹へ出かけたくなりました。

皆さんの夏はいかがですか?

少しでも、自然に溶け込んで星や夕陽と話をしてみてはいかがですか?そんな時間を作れる夏になればいいですね。

今日も、最後まで読んでくれてありがとう!ではでは、今日はこのへんで。多聞でした。バイバイ。




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