北海道のアウトドア!

北海道のアウトドア!

命とは無限で「ひとつ」

img3dd197e0khr98c.jpg



[ 夕 日 の 約 束 ]



太陽に雲がかすみ夕日が燃える


彼がね君と出会ったことだって

ただの偶然なんかじゃないんだ

遠い記憶に生き残る大切な約束


息をするように空は燃るけれど

かすみゆく時間に彩られた約束


君の目が涙に滲む出会いと別れ


太陽は沈むけれど再び燃え上る

それはあたりまえに見えるけど

蔭りゆく空を支えた海原の約束


涙を繰り返して命を燃やすけど

それが彼との遠くはるかな約束






松尾 多聞



waremokou4.jpg


僕は、とっても悩んだ。あれは23歳のときだった。

僕には命がある。そして僕以外の世界にも命がある。

それは、まったく間違いの無いことだし、自覚する。

そして、草や木や他のものにも命はあって変化する。

でも、ここに柳の木があったとすると、僕はその大きな木を見て、その木の命はひとつであると思う。

しかし、その枝を何本もちぎって、傍らの地面に差すと、柳は何倍にも増えて根を張るよ。

一つの命とはなんだろうか?

枝をちぎって差すことはなんだろうか?

ひとつの命とは無限なのではないだろうか?

疑問だらけで頭を抱えてしまったのです。

でもね、いま、答えが分かるのです。

枝をちぎった僕も、そして柳も「たったのひとつ」であり、無限である。それは遠い約束に守られているから。その約束は無限の者達が久遠に行った約束。

それにきがつきました。そして今も詩を詠むことができるのです。

柳に心があれば、枝をちぎった僕は神様かな?でも、僕はただの人。

僕に心が生きていれば、神様はなんだろうか?大きな世界からみれば、僕なんて柳の木と同じかな?

なによりも大きな約束に生かされているんだね。既成概念の偶像を信じて戦争をくりかえすよりも、もっと大きな命の哲学が、この世界には必要だね。






にほんブログ村 アウトドアブログへ

ランキングに参加しました。クリックしてね
banner2.gifドン!って。

NANAOSAKI.jpg
テクノラティプロフィール
DSCF6750.jpg


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: