流離男の読書感想文

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Jul 22, 2008
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みなさん、こんにちは。流離男(Sasurai Boy)です。しばらくご無沙汰してしまった読書感想文、内容を忘れないうちに書いてしまわないとね(^_-)-☆

いやぁ~、日本全国梅雨明けしてから、暑い日が続いております。梅雨明け前から暑かったけど、やっぱり今年の夏も「猛暑」なんでしょうかねぇ。去年くらいならなんとか耐えられますが、熱中症など気をつけなければ。


現在連載を始めた「塩スイ食べ比べ」ですが、さすがに毎日は掲載できないので、機会を見ながらアップしていきますね。


で今日はと言いますと、久々にオイラの大好きな作家、幸田真音の「コイン・トス」をご紹介します。








幸田真音と言えば、女性が相場の世界で活躍する経済小説で有名な作家ですね。以前NHKでドラマ化された浅野温子主演「小説・ヘッジファンド」の原作者であります。ご覧になった方も多いのでは?

自らも外資系金融機関で債券ディーラーとして活躍し、その実体験に基づいた小説はリアリティーに溢れ、ディーリングという世界で活躍する女性の心理を鮮やかに描き出しています。キャリアとして活躍している女性には、共感する部分も多いのではないでしょうか?是非読んでいただきたい作家のひとりです。


「コイン・トス」。そこに秘められたふたりだけの約束が動き出したとき、運命が牙を剥く―。

元外資系証券会社で働いていた孝男と冴子。同僚だったふたりは10年ぶりに偶然の再会を果たした。かつてニューヨークで交わされた、いまだ実現していないふたりだけの約束。

「ねえ、このあとは、どうなるの?」と冴子。
「どうなるって?」ととぼけて聞き返す孝男。
「だから、これから先よ」

「それは君しだいだよ」

「分かったわ、じゃ、こうしましょ」
「表が出たら、今夜ニューヨークで」

「じゃあ、もしも裏が出たら、東京で、だな」
冴子がうなずく。

そしてふたりだけの約束が果たされようとしたとき、9・11WTCの悲劇がふたりを襲う――




経済小説でもあり大人のラブストーリーでもある、それでいて重苦しくはない、ホロリと切ない物語。作者のファンならずとも是非、読んでいただきたい作品です。





また最近、パソコンの調子が悪いんです。5年も使っているから換え時なのかなー。

ちょっと検討中の流離男(Sasurai Boy)でした。






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Last updated  Jul 22, 2008 12:10:18 PM
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