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2024年09月27日

斉藤知事。失職で再立候補の件。

テーマ：今日の出来事(293219)

カテゴリ：政治

もはや誰の意見もまともに聞けなくなっているようです。都合のいい意見しか受け付けられずある県内の高校生からの励ましの手紙を読んで決断したというのはなんともこの人物の浅はかさを際立てさせます。やらせではないか私も疑っています。吉村知事の助言も受け付けません。さすがに議会解散は避けましたが、「一人で戦う」と発言しました。

　鋼のメンタルとか言われますが、私は少し違うような気がしました。むしろ一連の批判の嵐でパニックを起こしヒステリー状態に陥っているのではないでしょうか。つまり一言でいえばやけくそになっているのです。一度表舞台から身を引き、捲土重来を期してしぶとく戦い続けるのではなく派手に万歳突撃して砕け散ろうというわけです。破滅です。しかし、その実感があまり持てないでいるのだと思います。どこかで奇跡を信じているわけです。神風が吹くであろうと。面白いものであまりに本人が「やめない！」と言い張るので、やはり信念があるのだとヒステリーが伝染してそう思い込む人がいるのです。まるであの戦争中の日本の軍部と国民です。

　政治家に向いてはいないどころかなってはいけない人物が一番ついてはいけないポストについてしまったわけです。今回の騒動で知事がヒステリーを起こせばどうなるか、その実態をまざまざと見せつけられました。一気に組織の秩序は崩壊するのです。いずれは県民に害が及びます。もちろん選挙で選んだ人物の所業ですから県民の自業自得です。次の選挙でしっかり審判を下さねばなりません。

　しかし、政治家たちの私利私欲が渦巻く今の世の中では対立候補が今一つなら斉藤知事の再選の目も十分あります。有権者もヒステリーに巻き込まれるのです。それがまさかな、といえないところが今の政治の一番の問題です。いくつかのアンケートなどでは意外に斉藤知事を支持している人は多いのです。