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れい@ Re:羽田(10/28) まさにそういうCMやってますよね! 先輩…
satopies @ Re[1]:送り出し完了!(10/04) RiXiangさん >お疲れ様でした。 >早く…
satopies @ Re[1]:送り出し完了!(10/04) れいさん、放置してしまっていてすみませ…
RiXiang@ Re:送り出し完了!(10/04) お疲れ様でした。 早くもインド通ですね…
れい@ Re:送り出し完了!(10/04) 国際的なお仕事かっこいいですねー!^^ 私…
2006年03月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最終回ということでさすがに素晴らしかったです。思わず値段を計算してしまいました。



ニュイ サン ジョルジュ レ プリュリエ 【2003】 フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー
2003 Nuits Saint Georges 1'er Cru Les pruliers
(Domaine Philippe et Vincent Lecheneaut)

中盤から伸びる酸、後半にかけてしっかりと力強いタンニン、とジュヴレ・シャンベルタンと間違えそうな印象。発酵期間も長めで新樽比率も高いそうで、確かに木樽由来のタンニンが強目に感じられました。ストラクチャーのしっかりしたワインでした。
典型的なニュイ・サンジョルジュと言えるそうです。

【ドメーヌ・ドニ・モルテ】 ジュヴレ・シャンベルタン・1er・レ・シャンポー[2001](赤)
2001 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Champeaux
(Domaine Denis Mortet)

酸の後からパワフルなタンニンが追いかけてきますが、なぜかそのタンニンとてもやわらかく感じます。早く飲んでも美味しいと思いました。
あえて収穫を少しはやめてしっかり酸を残すのが特徴だそうです。またピジャージュを頻繁に行うそうで、どうもそれでタンニンをやわらかく感じたようです。
父親の代からの有機栽培法を受け継ぎ、最近も評価が高まり期待大だったそうですが、この作り手のドニ・モルテ氏、1月になくなったそうです。自殺で。
まだまだこれからというときに、悲しいことですね。繊細な方だったのでしょうか。何があったのかはわかりませんが残念なことです。合掌。


【シルヴィ・エスモナン】ジュヴレ・シャンベルタン・1er・クロ・サンジャック[2003](赤)
2001 Gevrey Chambertin 1er Cru Clos saint Jacques (リンクは2003)
(Domaine Sylvie Esmonin)
典型的なジュヴレ・シャンベルタンと言う感じ。非常に若いという印象。全体的に力強いが香りは繊細で柔らか。


~~ここからはいよいよ真打登場。グラン・クリュです!!~~


シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ[2001]フレデリック・マニヤン 750ml
2002 Chambertin Clos de Beze (リンクは2001)
(Frederic Magnien)
さすが~。酸が一瞬際立って感じるような感覚を覚えますが、すぐに同じ位のバランスで強くしなやかなタンニンを感じます。
パワフル。もちろん果実味もしっかり。新樽比率が高いそうですが全体の果実香によく溶け込んでいて突出した感じがなく、繊細な香り。
シャンベルタン以上に“らしい” グランクリュと言えるようです。


≪モノポール≫クロ・ド・タール [2003]年(モメサン)★ドメーヌ蔵出し★
2003 Clos de Tart
(Domaine Mommessin)

クロ・ド・タール初めて飲みました。高いですものね。そうそう飲めません。
で、感想。 アメリカンです 、これ。
美味しいけれど、周りにいたいわゆるブルゴーニュ好きの友人たちには人気は今ひとつ。
アメリカ受けするスタイルなんですね。
それによって価格が非常に上がっていったそうですから、求めるものが違う人からすれば、コストパフォーマンスも悪く感じるものなんでしょう。
色調も濃く、外観からして濃厚な印象です。味わいも甘みを感じるほどの凝縮された果実味がまず飛び込んできます。

まあこれはこれ。とてもいいワインと思いますが、私も買わないと思います。


【シルヴァン・カティアール】ロマネ・サンヴィヴァン[2002](赤)
2003 Romanee Saint Vivant (リンクは2002)
(Domaine Sylvain Cathiard)
さーて、思い出のロマネ・サンヴィヴァン。期待が高まりました。
で、飲んでみてやっぱり!この6本の中ではお値段もいちばん張りますが、いちばん好きでした!!
以前飲んだものは作り手が違いましたが、そのバランスのよさと香りの複雑さ、味わいの繊細さに惚れたものです。そうそう、ヴィンテージも全く違いました。確か70年代前半のもの。

赤系果実やスパイス、ヴァニラ香が香る中にもすでに紅茶のような香りがあり複雑性も十分。タンニンはシルキーに溶け込み、余韻も長く、強く、うっとり。
本当に最後にこれが飲めて最高でした。

ちゃんとこれは飲み干しましたが、世界一ソムリエ氏、「持って帰る人はどうぞ持って帰ってくださいね」と。冗談ですが。
でも空のペットボトル持って来るべきだったかと一瞬思っちゃいました。




さあそして。4月からはボルドー編です。





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Last updated  2006年03月10日 00時13分35秒
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