saya’s world

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それでは昔のことなどを・・#1



うちのだんなとあまりうまく言ってない話は前に書いたんですが、
それが積もり積もって別居って形になっちゃったんですね。

去年のはじめごろ、彼は中東にTDYに行くことが決まって、
それなのに毎日オンラインでほかの女性とですね、チャットばっかりしていて
ただのチャットじゃなくってね、デジカメ使って、お互い。
まぁ擬似セックスですね。
彼に言わせると、実際寝たわけじゃないから浮気じゃないって言うんだけどよぉ。そりゃないでしょー。
って事でしょっちゅう喧嘩になってたんです。
で、この中東TDYが終わったら、別居するかどうか決めようっていう話になってたの。
ずいぶんとHatefulな事も言われましたよ、
今思い出してもむかつくんだけど。
その頃から彼は、部屋を探したりしてた。



で、彼が中東から帰ってきたのが5月。
彼が留守の間、先の見えない不安でいっぱいでした。
本当に別居しちゃうんだろうか、
そしたら、いろいろ、どうしようか、
家賃全部は払えないから、引越し先を探さなくっちゃ、とか。
彼との共通の友達から、どうやら彼は弁護士とも話してるらしいってことも聞いて、
やっぱり私も弁護士が必要なのかな、とか。

弁護士、高いんですよねー。当たり前なんだろうけど、
それまでアメリカの弁護士さんとは無縁だったもので、
高いよと聞いてはいたものの、実感わかなかったのよね。
離婚・別居となると、一番安い弁護士さんで1500ドルから。
それは手続きを始める用であって、それ以外の実費もこちら持ち。
例えば、相手方と交渉する際の電話料、ファックス料、など。
相手との交渉が長引くと、それだけお金も加算されていくわけで。
安くって1500ドルって言ったって、それで収まることはほぼ無いといってよいと思います。



フロリダ州には、法的別居というものがないのね。
でも、別居の際には諸条件を取り決めて、正式に書面にして両者がサインしておくのが、お互いのために一番。というのがこちらでは常識でして(日本でもそうなのかな?)。
なぜかというと、養育費やら、
子どもたちはどれだけの期間どちらと住むのか、
などなどの細かいことが、もしサインしておかないと
後で揉めてしまうことが多いからです。
その諸条件の取り決めのとき、やはり弁護士がついているのとついていないのでは、違うんですよね。

実際、別居、離婚となると、多くの場合相手は相手のことしか心配しないわけだから、
できるだけ相手に優位な条件を通そうとするわけです。
自分にどういう権利があるのか、相手にどういう権利があるのかを知らないで、うかつにサインしてしまうと、
当然、法的に自分にある権利を失ってしまう危険性があります。



私は自分の両親に心配かけたくなくって、
どういう事になってるかなんて連絡はしていなかったので、私の両親は、私たちの結婚生活がこんなにこじれてるなんて全然知らなかったんですが、
他に相談する当てもなくって、とうとう告白、って事になってしまいました。
ショックは相当なものだったと思う。
でも結局は、弁護士の費用の一部を貸してくれることになって。
できる限り応援すると言って貰って、
涙、なみだでした。


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