毎日を記念日に。

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2009.09.07
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カテゴリ: パンあれこれ
先週の水・木と、再び大阪へ行ってきました。


素敵な素敵な会に参加する為。





場所は、赤い屋根が可愛らしい、こちらのお店。


『 Le noeud papillon (ル・ヌー・パピヨン)』





通称、ヌーパピ。



大阪では、本格フレンチが頂けるお店として有名みたいです。

私はもちろんお初。



受付を済ませて席に着く。

ドキドキしちゃう。



席には素敵なメニュー表。













そう。

ヌーパピさんとシュクレさんの奇跡のコラボ。


「岩永シェフを囲む会」 に参加して参りました。





この会の為に用意された、スペシャルなメニュー。

そして、岩永シェフが、その料理に合うようにと考えた、スペシャルなパン。


ゲストはもちろん、岩永シェフ。

なんてったって、「岩永シェフを囲む会」 ですから。



なんて豪華な企画なんでしょう。

シュクレファンにはたまりません。






参加者は26名。

共通点は、「シュクレのパンが好き」 という事。




シュクレさんは本当に多くの方に愛されてるんだなーって思いました。



岩永シェフも、参加者に混じって一緒に食事。


シェフとはけっこう近い席だったのですが、

緊張しまくりの私は、挙動不審のキトキト笑顔。

むむむ、無念。














【リードヴォーとフランス産キノコのテリーヌ 】



リードヴォー。 テリーヌ。

よく聞く言葉だけど、分かるような分からないような ^^;


リードヴォー = 乳飲み仔牛の胸腺肉。フランスの高級食材のうちの一つ

テリーヌ = 肉、魚、野菜などを、蓋付きの型(テリーヌ型)で焼き上げた料理


なるほど~。

プリッとした弾力があり、すごく美味。

けっこうアッサリしたお味で、濃い目のソースがよく合います。

うっ。
これ以上の詳しい感想はご勘弁をっ!







【フィセル】



バゲット生地を細く焼いたパン。

2人で1本。





パリパリッと存在感のあるクラスト。

しっとりムチッとした、なめらかで優しいクラム。

口に広がる粉の香り。


うわー、美味しいなぁ。

正直、料理と一緒に食べるのがもったいなく感じちゃう。

やっぱりシュクレさんのバゲット生地、大好き。







【殻付き帆立貝のグラチネ 肝のモルネーソース 】



う。
また謎の単語が。


グラチネ = 表面に焼色をつける料理の意味。要はグラタン。

モルネーソース = ベシャメルソースにチーズを加えたもの


ホタテ、プリップリ!!

ソースが濃厚でめっちゃ美味しい。




そして。

このホタテ料理、そして次の魚料理用に作られたパン。




【アオサとヘーゼルナッツのパン】




アオサの主張は控え目だけど、すっごく良い香り。

ムッチリとしたクラム、たまりません。

ナッツの食感がすっごく良い!


そのままで食べてもすんごい美味しいけど、

ソースに付けて食べると、これまたすんごい美味しい!

1個じゃ足りなーい!

実際、次の魚料理が出る前には無くなってましたから。







【赤エイのムニエル】



かなり脂がのってました。

身はふっくらと柔らか。

パンをとっておけばよかった・・・と、後悔。







この時点で、かなりお腹は満たされモード。



しかし、続いてはメインのお肉料理。


小さなお肉がお上品に登場するのかなと思ってたのですが。


登場してビックリ。

迫力の大きさ。




【仔牛テールの煮込み】




この写真だと、その大きさが伝わりにくいですね ^^;


たぶん、皆さんの今想像してる大きさの2倍くらいあると思います。

サーブされた瞬間、「え!?」 ってビックリする程のボリューム。



そして、これがまた ビックリする程の美味しさ!!


めっちゃくちゃ柔らかいの!





ほらね。

ホロッホロ。

ソースもめっちゃんこ美味しい。





そして、この肉料理の為に作られたパンが登場。


パンの名前もそのまんま。



【牛テール用のパン】



キター!!


この美味しい美味しいお肉ちゃんを受け止められるのは、

ライ様以外いないと思っていたわっ!!!


うわ、見るからにムッチリ系のネッチリ系!!

この香ばしい香り。

たまりません。





これね、ただのライ麦パンじゃないんです。

シェフならではの閃きの詰まったライ麦パン。






シェフからのお言葉を抜粋。


イメージは 「Le pain」 です。昔の絵画に出てくるようなパンのイメージです。
粉にはフランス産の「タイプ110」を50%。全粒粉の手前くらいの灰色がかった粉です。

これが全体の骨格を形成し、30%のライ麦がコクとしっとりした内層部分を担います。
これでも十分強いんですが、僕の中ではまだ「きれい」なイメージでしたので、
濁すために「ふすま」を10%入れました。普通は製粉の段階で除去される部分です。
栄養価は高いんですよ 。

最後に香りをプラスする為にフランス産石臼挽き小麦を10%入れました。
これで計100%。



ですって。

濁すために 「ふすま」 を入れる。

すごい発想です。




だから、ライ麦比率は30%と控え目なのに、

このどっしりした色、香りが生まれるのね。


水分量の多い、ネチッとした食感。

口に広がる力強い粉の風味。


これだけでもめちゃくちゃ美味しい。




でも。


やっぱり。



パンに牛テールをオン!!


口を大きく開けてバクッとね。






がーっ!!!

なんたるウマサ!


叫ぶ。

叫ばせてっ。




味が。

香りが。

食感が。


お互いの良さを損なう事なく、相手の良さを引き立たせあう。

なんて組み合わせかしら。

夢のような美味しさ。。。。

しばし呆然としてしまいました。







最後はデザート。




【黒イチジクとアーモンドのタルト】



タルトもアイスクリームも、すごく美味しかったです。

ただ、あの牛テール&ライ麦パンに完全にノックアウトされており、

あまり記憶に残らないという悲しい現象が・・・^^;








エスプレッソは苦くて飲めません (T△T)




どの料理もパンも、本当に美味しかったです。


後半には質問タイムがあり、シェフが一人一人の質問に丁寧に答えて下さいました。


最後はシェフとの記念写真タイムに。

微妙に苦笑い気味のシェフが印象的(笑






シェフの見つめる、シュクレの少し先の未来。

パンに対する接し方、気持ち。

地元のお客さんを大事にする想い。


シェフの気持ちを、少しだけ知る事ができました。

ますますシュクレさんが好きになりました。




わざわざ、料理に合うパンを考え

お店は定休日なのにパンを焼き

ファンとの交流の為に時間を割いて来てくださる。


それらの労力、時間は全て、お客さんのため。

シュクレさんのファンのため。


パンの美味しさ以上に、その事に胸がいっぱいになってしまいました。







あっという間の3時間。

とても楽しく美味しい夜。



幹事をして下さったmasoonさん、参加された皆さん。

美味しい料理と場所を提供して下さったヌーパピさん。

美味しいパンと時間を共有して下さった岩永シェフ。

本当にありがとうございました。


そして姐さん。

お会いできて嬉しかったです ^^







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Last updated  2009.09.08 23:01:45
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