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キヤノンが25日発表した2011年1~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の1871億円だった。東日本大震災後の部品不足で、複写機やデジタルカメラの生産が減少した。円高の進行も収益を圧迫した。
売上高は2%減の2兆5926億円、営業利益は7%減の2834億円だった。7~9月期はデジタル一眼レフカメラがアジアや欧州で好調だったほか、震災以降に落ち込んだ供給が回復し増収増益となった。
11年12月期の連結純利益は前期比7%減の2300億円を見込む。従来予想の5%増の2600億円から一転して減益となる。10月以降の想定為替レートを1ドル=77円(従来は80円)、1ユーロ=105円(同110円)に変えた。為替の影響で売上高が1696億円、営業利益が866億円減少する。タイの洪水のマイナス影響は、売上高が500億円、営業利益が200億円とみている。
タイの洪水を受け、デジタル一眼レフカメラの販売目標台数は720万台(従来は730万台)、コンパクトデジタルカメラは1900万台(同2000万台)に引き下げた。