空いた時間は泥のように寝て過ごす
医者から「これ以上の活動は禁止。ドクターストップ」
と言われても、これ以上を削り込んでも、発展や繋がりで予定が埋まる。
既に夢も見ない。
眠れる時間は、焼酎の水割りを一杯飲んで寝るのみ。
昼間だろうと、一杯飲む。
泡盛から焼酎に代えたのがせめてだろうか?
寝ていても鳴り止まない電話を枕の下に封印するのはささやかな抵抗だろうか?
これだけ忙しいのに、現金収入には繋がらない。
お金が無くて、困っているのにさぁ。
社会が必要としているのならば。そう考えれば良いのだが、
体良く利用されている感じも拭い去れない。
それでも、伝え続けるために、今なお苦しんでいる同胞たちの役に立てれば!
この気持ちがある限り、活動を止めないのだろう。
この震災が既に風化されつつある。
まだまだ苦しむ人がいる。
後から被災地に入って惨状を伝えるのは、ジャーナリストじゃなくても出来る。
それは、誰の目に見ても明らかに「悲惨」としか映らないからだ。
私は体験した、撮った。逃げた。
マスコミからの情報と、ネット仲間だけの勝手な憶測で動き、被災地に迷惑がられる団体も多い。
実際に目にして腹が立つ。
腹が立つなら、自ら立ち上がるしか道は無い。
適応性障害、フラッシュバック。それらを押さえつけても今動いている。
まだ動けている。
後、半年持たないかな?
せめて半年動けないかな?
そういえば、今年の正月のおみくじは大吉だったよな。
今年中は動けるって事かな?
大吉?これだけの震災を経験して大吉・・・。
皮肉だよな。生き残ったんだから大吉かぁ。
健康運は確か「病:回復にむかう」だったよな。
回復?いやいや、回復どころか倒れる暇が無いだけ。
連絡しなければいけない場所は多くあったはず。
でも寝よう。動ける時に動くために。
休もう。多分、多少の活動かも知れないけれど、故郷の為に動くために。
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