下等遊民さん
はじめまして。TBありがとうございます。(^^)
朝あまり時間がない時に、チラッと見に行きましたら、なんか、すんごい趣味合いそうな・・・
またゆっくり見に行きますね～♪

今日はちかれたので寝るです。寝不足なのに何故か早く目醒めちって・・・ねむ～ZZZ (August 14, 2005 12:38:27 AM)

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エデンの南

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August 18, 2004

セリーヌ『夜の果ての旅』

(8)

テーマ：お勧めの本(7889)

カテゴリ：読書

手抜き第２段!!過去に投稿したものをそのまんまコピペです。(汗)
セリーヌは特別スーパースペシャル大好きなんですよ。

セリーヌ・トートバッグ（2004年春夏コレクション）　WBCEL564408BK

トートバッグがいいかなあ。誰か買って～。
おっと違った。

・・・セリーヌ違い。

ルイ＝フェルディナン・セリーヌの『夜の果ての旅』です。
楽天で検索したら品切れでした。フリマで結構出てますね。
私が購入した時も確か絶版で、古本市でハードカバーのを見つけて買いました。あの頃はネット古本屋なんかだったらバカ高かった記憶があります。
それはともかく、感想文ですね。
これはわりにマジメに書いてるし、ちとかっこつけてる～と今読んで思いました。う～こっぱずかしい。ま、いっか。
↓↓↓

ルイ＝フェルディナン・セリーヌ、私はこの小説読んで一発で惚れた。
私の大嫌いなきどったお上品さを罵倒し、人間の醜さをこれでもかってぐらい暴き、世の中の安易な常識を覆し、それでいながらもある種の寛容さを持つ。この寛容さとゆーのは、人間だったら当たり前な、金に対する執着心だの、嘘吐き、逃げだのに関する事で、情熱的な正義感でもって人間の弱さの部分にまで徹底攻撃するやつらへの軽蔑が、はっきりどことは言えないが隠されてる気もする。
サルトルの実存主義にもかなりの影響を与えたって事だけど、このセリーヌの書きっぷりは、サルトルの小説やカフカの書く不条理もいいけど、それを遥かに超えた爽快さ、力強さがあると私は感じた。カミュも私は気分爽快になるんだけど、それをも上いってるなあ。

「裏切りの美学」「卑怯者の文学」という点ではジュネにも通じるものがあると思う。

とにかくカッコイイ! ほんとにクレイジーになったり、クレイジーな演技をしてしまう所なんかも最高カッコイイのだ。

『なしくずしの死』もお薦めっす!

訳はやっぱし生田耕作がいいと思います。

あ、あと、小中学生にはお薦めできましぇん。(^^;)
セリーヌはかなーり口悪いからね。

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Last updated May 24, 2009 03:24:05 PM
コメント(8) | コメントを書く

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■コメント

Re:セリーヌ『夜の果ての旅』(08/18)

声風さん

書物によく通じておられますね。
ファッションブランドのセリーヌなら
わかるんですが。。。

ってゆーか、ファッションは以前、結構
知識があってデパートでサムソナイトの
バッグを勧められたときに

「デザイナーは元プラダのデザインチームにいた
人でしたよね？二ールバレットでしたっけ？」
って聞いたら理解して貰えませんでしたね。。。

でもこうやって相手以上の知識をひけらかして
やった後はしつこく商品を説明してくる人って
少なくなるんで効果的ですね。
(August 19, 2004 12:56:08 AM)

返事を書く

Re[1]:セリーヌ『夜の果ての旅』(08/18)

あっちゃん4113 さん

声風さん
＞ってゆーか、ファッションは以前、結構
＞知識があってデパートでサムソナイトの
＞バッグを勧められたときに
＞
＞「デザイナーは元プラダのデザインチームにいた
＞人でしたよね？二ールバレットでしたっけ？」
＞って聞いたら理解して貰えませんでしたね。。。

お店の人なら知っとけよって感じっすね。。。

＞でもこうやって相手以上の知識をひけらかして
＞やった後はしつこく商品を説明してくる人って
＞少なくなるんで効果的ですね。

それはええな～～～
私は、お店でいろいろ見ていて店員に声かけられると、とっとと逃げますです。客逃してますよね。 (August 19, 2004 11:11:33 PM)

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トラバさせて頂きました

下等遊民さん

私も「夜の果ての旅」には一発で惚れ込んでしまったクチであります。主人公のフェルディナンもいいですが、彼が軍の病院で知り合った缶詰泥棒の元歴史教師プランカールの厭戦的お喋りは何度読み返しても感動的。 (August 13, 2005 08:45:02 PM)

返事を書く

Re:トラバさせて頂きました(08/18)

SEAL OF CAIN さん

眠いところトラバとコメントに感謝

下等遊民さん

ベスト３の他２作、すんごい興味ありますね。
生田耕作の評論「バタイユとセリーヌ　滅びの文学」（白水社）も逸品だと思います。ではまた・・・ (August 15, 2005 07:26:02 AM)

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Re:セリーヌ『夜の果ての旅』(08/18)

utanpola さん

すいません。
新米なモノで、トラックバックがダブって設定されてしまいました。
削除をお願いいたします。
またお邪魔します。 (March 23, 2006 08:36:05 PM)

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Re[1]:セリーヌ『夜の果ての旅』(08/18)

SEAL OF CAIN さん

utanpolaさん
＞すいません。
＞新米なモノで、トラックバックがダブって設定されてしまいました。
＞削除をお願いいたします。
＞またお邪魔します。

TBありがとうございました。
１つ削除しておきました。
『なしくずしの死』も再読したいなあ。早速うかがいますね～(^^) (March 24, 2006 12:00:39 AM)

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トラックバック感謝いたします。

utanpola さん

私の方にもTバックをしてくださり、ありがとうございました。
ダブりが修正されているのでひと安心(^^ゞ。失礼いたしました。
生田耕作の訳については、間章も「あの驚くべき奇跡的な訳業」と言い、
『夜の果ての旅』との出会い体験の凄まじさについて書いていました。

またセリーヌについて書いてくださいね。
(March 24, 2006 05:58:50 PM)

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SEAL OF CAIN

アンチ・ハリウッド的、ベストセラー無視、サブカル好きのマニアックな傾向のブログです。 2019年に札幌に移住しました。そして2020年、しばらく離れていましたが、またこちらのブログに復帰しようと思います。主に読書・映画関連はこちらのブログに書く予定です。「吉乃黄櫻」名で音楽活動しています。そちらもよろしくデス。

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