エデンの南

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December 10, 2020
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テーマ: 読書(9582)
カテゴリ: 読書
キリスト教

ルイ=フェルディナン・セリーヌ『苦境…他』その2 の引用「雄々しい種族」からの文ですが、その前の部分も引用しておこうと思いました。
今回やたら長い引用ばかりになってしまいました😅
ちと読むの大変かと思うのですが、セリーヌがフランス人に、世界に、知ってほしかった事、是非知っていただけたら、と思います。
引用です。

連中が、特に、とりわけ、なかんづく、糞ユダヤを非難するのは、奴らが、イエス殺害者で、聖体パン冒瀆者で、ロザリオの祈りの妨害者だからってことなんだけどね……どれもこれも考え違い、的はずれでいい加減で筋違いで潮垂れてて屁っぴり腰。アーリア人はなんでも鵜呑みにするせいで滅亡するに違いない。例の宗教をパクリとやっちまったんだ、ユダヤ人が連中の破滅と去勢と隷従をねらって仕組んだ例の<伝説>を。

この後「その2」で引用した「雄々しい…」に続いてます。
例の宗教がどれだけ有害なものであるかを、セリーヌが教えてくれていると思います。


フランス革命

フランス革命も猶太の計画だった事は、何度か書いてると思うのですが、例えば
第二次世界大戦他 ー四王天延孝『猶太思想及運動』よりー
で次のように引用しています。

 フランス革命に於いてもルイ十六世を終いに断頭台に上らせ、その遺骸を焼いた残灰を風のまにまに四散して所詮抹殺したると同じく、ユロースキー等のユダヤ人12名計りで廃帝ニコラスをウラル山下ヱカテリンブルグにて一家族全部と共に屠殺し、バラバラ死体として付近の山中に焼きこれを硫酸を処理して全然抹殺し去り、復辟(ふくへき:再即位のこと)の心配を絶無にした。

※復辟以降、漢字読めなくて省略してた部分を教えていただきました。感謝🙏
「皇帝が再即位する心配がないように殺した」ということだそうです。


フランス革命とロシア革命の事実は知っておくべきだと思いました。


もしもあの時 <銀行> が、あのロンドンの怪物どもが世話を焼いて、折よく酔っ払ってた肉体に火をつけ、騒乱と殺戮の鎖を解き放ち、お定まりの陰口の暴風と毒舌の奔流を捲き起こし、満面に朱を注ぐ怒りを掻き立てなかったなら、かつてのバスティーユとその九つの塔は、今だって堅固で、高々と、傲然と聳え、ものすごい物だろう、そしてフレーヌやレ島と同じく、人様にはまったく迷惑がかからないようにしてくれてるだろうさ。あの時ビットが当時の若手三文文士どもを反抗させたり、耄碌した貴族階級を堕落させたり、負籠たっぷりの銭をどんどん注ぎ込んで、宮廷も田舎も、女子大修道院長やら死刑執行人やらを買収したりしなかったなら、ルイ十六世の曾孫さんは今でもエリゼ宮に鎮座ましまし、マリ・アントワネットは全学童に敬われて、小羊養牧の守護聖女になってるだろうさ……


ロシア革命

ロシア革命、本当に恐ろしすぎます。
こんな事がまた起こらない保証は無いんです。
今現在、新型コロナが計画され、人口削減から奴隷化計画ってくだらん陰謀論ではないんですよ。
歴史が物語っているし、政府のHPで、こんな恐ろしい計画の事が書かれているんですから。

内閣府ホーム―ムーンショット型研究開発制度

ロシア革命に関しては、度々ご紹介しているこちらのブログ記事を是非ご覧くださいませ。

ドイツ悪玉論の神話019―眞實の歴史 「ブラッドベリー」 ロシア革命の真実

以下『苦境』より引用です。長いです😅

 もちろんみんな同じ気持ちだった、トロツキーもワールブルクもローブも……ユダヤ銀行家も……煽動家も……詩人も農民も…… 互いに集まって、いっせいに素晴らしき大義に奉仕することだけを願ってたんだ、唯一の価値ある大義、ユダ公の大義に…… <大カタリ> の <大義名分> にさ、つまりアーリア人を大々的に束にして、引導を渡し、船の封印をして、一目につかなくするってこと、<イサーク専制王国> のためにってことさ、この専制王国はジュランを味方に <天国> から <地獄> まで広がってるんだが、このデュランてのがせかせかしてて、例によってとんだ馬鹿、両足を火の中に突っこんで灰の中を駆けずって、御主人様のためにわれとわが身を引き裂いては、自前の肉をこんがり焼いて、できたてのを血の滴るようなレアやミディアムで御賞味頂いてる、だもんで御主人様の側ではこの愛の妖精みたいな可愛いデュランに文句のあろうはずがない。こういう仕組をワールブルクもレーニンもトロツキーも、それにいちいち名前は挙げないが、ずいぶん多くの連中がちゃんと見抜いてたんだ。そりゃ当然だった、無理もない、それが夢の共同体、ユダヤ教の戒律に則った真の共産主義なんだからね、まっ赤な血の滴るわれわれがミディアムで食卓に出されるってことだ。
 連中はそういうことを子供の時に大事な <伝説> の中から学び取ったんだ、連中のタルムードやトーラをちょっと読んでみるがいい。その手のことが百回、いやもっとたくさん出てくるから。われわれはというと、その逆の側に生まれた、公教要理のために、皮どものお告げの祈りや、腰肉どもの聖務日課のために生まれたんだ、世界の終りの人間なんだ、畜生なんだよ戦闘用の、聖書運搬戸別販売用、下らん仕事用、草木も生えない畑用、われわれの女房娘はエジプト副王陛下のお褥用、陛下の歯の激痛をお紛らせ申しあげるために生まれたのさ、愛い奴よのう、とお気に召されたらば、爪の先まで磨きあげにゃあ、ならぬわいなあ。


こちらの記事にレーニンやトロツキーの本名が書かれています。
眞實の歴史「フリーメーソンと世界革命」

レーニンはウリヤノフ・ツェーデルンボーム、トロツキーはブラウンスタインですって。
偽名使ってたんですね。
もう1つ引用です。

一週間くらい前にゃ見るも哀れな端役で、ほとんど宙に浮いているような道化で、狂信者の端くれにすぎなかった、ちっちゃなボルシェヴィキ党がだよ…… いうなりゃまさにボールってやつ! まさに星目がけてのシュート!…… あれよあれよという間に成長して、金額は百億!…… <相場> をガタガタにする! もの凄い勢いで飛び廻る! ここと思えばまたあちら! 一切合切ひっくり返しちまう! ケレンスキーなんざぐらっさきて、つまずいて、影も形もなくなっちまう! もう見えやしない!…… このとおり、その効果たるやもの凄いもんだ…… ケレンスキーきれいさっぱり雲散霧消!…… 《ボルシェヴィキ》楽勝…… つまり株式会社さ……ここんところがニューヨークの値打ち…… 何もかもでんぐり返って、消える、国が死んでゆく…… ロマノフ朝お陀仏、立憲民主党もろともだ、おまけにメンシュヴィキも、連中のもじゃもじゃのひげも <スペードの女王> も!……
  ───中略───
ニコライも皇后チャンも娘たちも……みんなパイ用のひき肉にされちまったんだ……手をひとつ残して、手の方は今でもスイスにあって、さる金庫の中に保存されてる。かくて高貴なる者どもの露命は尽きぬ……
 で、誰がこの仕事をやったのか、知らない人間がないようにしようってんで、…… ヘブライ語で、力強い <カバラ> の文字で、壁一面に、あっちにもこっちにも、地面すれすれに、死骸のそばに、こんな文句が彫りこまれた。
《ユダヤの民に栄光と至福あれ》


これが事実だったという事を『ドイツ悪玉論の神話』で是非確かめていただきたいです。


こんな残酷な最期はひどすぎる…ニコライ2世とその家族の悲劇
皇帝一家殺害を指揮したユロフスキーはどんな人物か?

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Last updated  December 14, 2020 04:09:53 PM
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SEAL OF CAIN @ Re[1]:破壊と再生の2024(01/01) アラネアさんへ いつもコメントありがとう…
アラネア@ Re:破壊と再生の2024(01/01) コメントが超遅くなってしまい、すみませ…
SEAL OF CAIN @ Re[1]:破壊と再生の2024(01/01) まろ0301さんへ お久しぶりです! コメン…
まろ0301 @ Re:破壊と再生の2024(01/01)  大変な年でしたね。ワタクシも交通事故…
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