エデンの南

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January 10, 2022
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テーマ: 世界の歴史(88)
カテゴリ: 読書


労働

労働についての言及は、日本のことを言われているように思えてしまいます😭

昔は十四、五時間の労働時間もまだ我慢できたにしても、一分、一分がすべてぎりぎりまで利用されぬいているような時代には、もうとても耐えられぬことは確実であった。実際、このような馬鹿げた、昔の労働時間の新しい工業的な仕事への引継ぎの結果は、二重の意味での不幸であった。まず、健康が破壊され、より高い正義についての信仰が滅びてしまった。そしてついに、それに加えて惨めな解雇が一方では生じ、他方では、それによってますます雇い主の地位が高まってゆくのが明白であった。


純粋な手工業労働者運動はユダヤ人の指導の下に成立した。それは外見上は労働者の地位を向上させることを目指していたが、実はあらゆる非ユダヤ民族の奴隷化と、したがって絶滅をもくろむものであった。


ロシア革命

ロシア革命についても、このブログで何度も言及してきたので、ひとつひとつリンクを貼るのは大変なので😅是非ワード検索などして頂けたらと思います。

 数年もたたぬ中に、かれらは国民的なインテリ階層を根こそぎにし、民族からその自然な精神的指導者を奪い取ることにより、それら民族を不断の隷属という奴隷の身の上に落ち込むよう準備をととのえた。
 この種のもっとも恐ろしい例はロシヤに見られた。そこでは、ユダヤ人文士と金融ギャングの一隊に大民族の支配権を確実に渡してやるために、三億の人間が実に狂信的な野蛮さでもって、一部分は非人道的な苦痛を与えられて殺されたり、あるいは餓死させられた。だが、その結末はただユダヤ人に抑圧されている民族の自由の終末にとどまらず、この民族の寄生動物自身も終りをつげることである。犠牲者が死んだ後には吸血鬼も遅かれ早かれ死ぬのだ。


非難される者こそが正しいのだ

これを最近は逆手にとってる工作員がいそうなので何とも言えないのですが…
垢凍結された人が真実だ!とか🙄

 ユダヤ人の新聞で非難されず、したがって中傷や誹謗を受けないものは、尊敬すべきドイツ人ではなく、ほんものの国家社会主義者でもない。われわれの主義の価値、われわれの信念の公明さ、われわれの意欲の力を測る最上の測定器は、わが民族の不倶戴天の敵の側からわれわれに示される敵意である。


 あらゆるユダヤ人の中傷、あらゆるユダヤ人の嘘はわれわれの闘士の肉体が受けとる名誉の負傷である。


マルクシズム

マルクシズムは全編通して繰り返し言及されてますね。

カール・マルクスこそ実際に、だんだんと堕落していく世界の沼沢の中で、その最も本質的な毒素を予言者のするどい目で認識し、それを抽出し、この地上の自由諸国民の独立的存在を急速に崩壊せしめるために、魔術者のように濃厚な溶液につくりあげた、百万人の中の一人であるのだ。しかし、これらのすべては自分の人種のために行なったのだ。


世界史は…

これよく引用されますよね。

世界史は少数者によって──数におけるこの少数者の中に意思と決断力の多数者が顕現するとき──作られるのである。


健全であるものだけが…

これはちょっとどうかと。

ただ健全であるものだけが、こどもを生むべきで、自分が病身であり欠陥があるにもかかわらずこどもを作ることはただ恥辱であり、むしろこどもを生むことを留意しなければならない。

ただ、補足しますが、罪の無い不幸な子供を増やす事を危惧していて、他人の貧しい子孫に愛と情を注ぐのは最高の貴さだと書いています。
世間が思っているような極悪非道な人では無いと私は思いますね。
ですが、思想の偏りはやはりあるのではないかと思います。
と言っても真実はわかりませんけどね。

 六〇〇年だけでも、肉体的に悪化をしているものや、精神的に病気になっているものから、生殖能力と生殖可能性を阻止することは、測り知れぬ不幸から解放されるのみならず、今日ではほとんど理解できないように思えるほど健康回復に貢献するだろう。


学校教育

以下、ヒトラーに全く同意します!

九十五パーセントまでは若い頭脳が必要とせず、それゆえまた忘れてしまうようなことは一般につめこまれるべきではない。──中略──ギムナジウムか上級実科学校を卒業の普通の国家官吏で、三十五歳か四十歳の人を例にとって、その昔、苦心して詰めこんだ知識を試してみればよい。当時詰めこまれたものの中で残っているもののなんと少ないことか。


人間が若いときに詰めこまれすぎるために、その後これをもはや全体に忘れてしまっているか、あるいはその中の本質的なものを、もはやとっくの昔に忘れてしまっているならば、これは妄想になってしまう。たとえば、なぜ幾百万の人々が数年後にはただ一部しか役に立てることができず、それゆえまた大部分は完全に忘れてしまっているような外国語を、二つか三つ学ばねばならないのか理解することができない。──中略──かれらは若いときに多くの時間を、その後自分達にとってなんの価値も意味もないことのために捧げたということになる。


キリスト教

ヒトラーはクリスチャンだったようですが、キリスト教が悪政に利用されてきた事は把握していたのですね。

 キリスト教も、自分の祭壇をつくるだけでは満足できず、必然的に異教の祭壇を破壊するまでに進展せざるをえなかった。こういう狂信的な不寛容さからのみ、疑いをいれぬ信仰を形成することができたのであり、しかもこの不寛容さがキリスト教のための絶対的前提なのである。
 世界史に見られるかかる種類の現象のばあいは、たいていかかる独特のユダヤ的な考えに関係しており、実際にこの種の不寛容性や狂信はまさしくユダヤ的本質を具体化している、と異論をはさむ人ももちろんある。これはじゅうぶん正しいでもあろう。これは実に悲しむべき事実である。そして人類史のこういう現象は、あまりにも不愉快すぎるので、いままで注意されていなかったのである。


 非常に自由な古代社会において、キリスト教の出現とともに、最初の精神的テロが現れたことを知って、今日、心を痛めるかも知れない。しかしそれ以来、世界がこの圧制に侵害され、支配されており、圧制はただ圧制によってのみ、そしてテロはただテロによってのみ破ることができるという事実は、異論をとなえることができないのである。


もし二つの兵団があい戦うならば、各個人が最高の戦術的教育を受けている側が勝つのではなく、最もすぐれた指導と、同時に最も規律正しい、いちばん盲目的に服従する、最もよく訓練された部隊が勝つだろう。


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Last updated  January 10, 2022 03:57:31 PM
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SEAL OF CAIN @ Re[1]:破壊と再生の2024(01/01) アラネアさんへ いつもコメントありがとう…
アラネア@ Re:破壊と再生の2024(01/01) コメントが超遅くなってしまい、すみませ…
SEAL OF CAIN @ Re[1]:破壊と再生の2024(01/01) まろ0301さんへ お久しぶりです! コメン…
まろ0301 @ Re:破壊と再生の2024(01/01)  大変な年でしたね。ワタクシも交通事故…
SEAL OF CAIN @ Re[1]:あけましておめでとうございます。(02/04) アラネアさんへ あけましておめでとうござ…

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