空に舞う

全て諦められたら どんなに楽なんだろう
いつもそればかり考えてた



息苦しい教室。
粘ついた人間関係。



そんな時 いつも空を見てた
あの青く 澄んだ高い空
あの大空を飛び交う鳥たちのように
私も自由になりたかった



だから 決めたんだ
大空に舞おうって
この高く 澄んだ青い空に



今しかない
そう思った
時は昼休み
皆 『そこ』には居なかった


やっと そのときが来たんだ!
私は高揚と共に階段を駆け上がった



やっと飛びたてるんだ
この青い この大空へ・・・



そして私は最期の扉を開けた。








© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: