Peterが'74年の「The Lamb Lies Down on Broadway」を発表、ツアー 終了後に脱退してからは、グループのカリスマを失った彼らはPhilに ヴォーカルとドラムを兼任させ、皆でグループの建て直しを図り、'77年 にSteveまでも失う悲劇に見舞われるが、災いあって福となし、それまで 以上にGenesisはメジャーな存在に成長した。
以上の経緯から、Peterなき後のGenesisは、メンバー1人ひとりが リーダーでもあり、縁の下の力持ちであるとも言える。従って、Phil CollinsひとりがGenesisのリーダーではない。さらに付け加えると、 Phil Collinsは1バンドのリーダーのみに収まる存在ではない。