番組表(敬称略)
解説 石田幸雄
■和泉流狂言「柑子(こうじ)」
太郎冠者/野村万作 主/野村万之介 後見/高野和憲
■和泉流狂言「弓矢太郎(ゆみやたろう)」
太郎/野村萬斎 当屋/石田幸雄 太郎冠者/竹山悠樹
立衆/深田博治・高野和憲・月崎晴夫 後見/野村良乍
今回の解説は石田さんでした。
私にとってはちょうど1年ぶり、でしたかね。
とても分りやすく丁寧に解説くださる石田さんの解説をまた聴けて嬉しい会でした。
会場の方々へ恒例の「狂言を初めてご覧になる方」というアンケートを取られ、割と「初めて」という方が多かったので、狂言を鑑賞する上でのポイントというか、決まりごとのようなことを教えてくださいました。
過去にこちらのレポで随分と書いているので重複しておりますので細かいことは割愛しちゃいますが、
初めてご覧になる方にとっては、「狂言とはいつ演技が始まっているのかわからない」というもの。
マイクを持ち、五色の幕のほうへ移動されると石田さんをスポットライトが追う。
「ありがとうございます、スポットライトで追っていただいて(苦笑)」
そして、摺り足でこのように演者が入ってきて、名乗り座において一歩足を引き、「私はどこの誰それです」と名乗り(自己紹介)をいたします、と。
そして、 舞台上を一周するだけで、目的地に到着してしまう
という決まりごと。
これをリアリズムに考えてしまうと、狂言は楽しめないのですと。
ここが「北海道」と言ったら「北海道」になってしまうのです( ̄∀ ̄)b
そして、今回の曲の内容説明に入ります。
◇柑子(こうじ)◇
◇弓矢太郎(ゆみやたろう)◇