親ばかちちのぶろぐ(スバルとミニカー編)

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H4.帰って来たストンパー:Peachtree


帰って来たストンパー

やっぱりストンパーはブラットでしょ!


 ストンパー及びストンパー II の項で述べましたように、ストンパーブランドは、様々なトイメーカーによって変遷の歴史を辿って来ています。本流の変遷だけでなく、OEM はあるはライセンス生産品はあるは、はたまた派生品というかもどきはあるはと、ストンパー関連の歴史と変遷だけでも結構なボリュームになってきてしまいます。(笑
 1985年、オリジナルのストンパー(Stomper)は、これまでに様々なシリーズをご紹介して来ましたが、スピードスター(Speedster)というシリーズを最後に、発売していた Schaper 社の手を離れました。
 1986年、Schaper 社から手放されて Tyco 社に移ったストンパーでしたが、このブランドでのスバル車は発売されないまま1988年を最後に Tyco のストンパーは消えてしまいました。
 1992年、当時のバンダイの米国子会社だったそうですが、ドリームワークス(Dreamworks)からストンパーが復活しました。この時代もスバルのストンパーは発売されていない模様です。
 1997年、今度はピーチツリー社にストンパーは移り、またまた復活を遂げることになりました。ようやくここで、スバルのストンパーが戻って来ましたが、それが今回ご紹介するバズソー(Bazzsaw)です。塗装はともかくとして、どこから見ても既にご紹介済みの第二世代のストンパー II のブラットなんですが、パッケージ(今回もMIPですので未開封♪)にはスバルの文字もブラットの説明も何も無く、ただバズソーという車名しかありません。察するところ、このピーチツリー社はストンパーブランドは引き継いだものの、自動車メーカーの商標使用については引き継ぐことが出来なかったのでしょうか?
 このピーチツリーストンパーの時代も2000年には終わりを告げ、今度はティンコトーイ(Tinco Toy - 先頭は”チ”と発音しないようにしてください。汗)に移りますが、またまたスバル車はラインナップから消えてしまいました。  ストンパーを失ったピーチツリー社ですが、引き続きシフター(Shifter)というストンパーのコピーキャット(いわゆる”もどき”)商品を発売し、現在でも販売を続けています。

 こうして何度も復活を果たして来たストンパーですが、1998年以来5年以上もスバルは復活していません。最早新製品なども望むべくもありませんので、ストンパーのスバルのフルラインアップ制覇のためには、ツクダオリジナル版のストンパーがあれば、ほぼ完璧なんですけどね。(笑

2004年2月この項アップ。


 カラーリングは全然異なっていますが、1984年タイプのストンパー II のロードロッズと全く同じ製品のようです。リアの荷台には、かつては巨大なエンジンが載っていましたが(ストンパー II の項をご参照ください)、ちょっと写真では見にくいのですが元の穴だけは残っています。 フロントのバンパーのみこのシリーズの他の車種と共通にしたようで、オリジナルとは異なったデザインに変わっています。


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 完全な未開封パッケージ(MOC:Mint on Card または MIP:Mint in Package って言います)で、さすがに1980年代のものと違って経年変化による変色も無く非常にきれいです。


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 同時に発売されていた他の5車種と併せてパッケージの裏面には全6車種が紹介されています。付属の単3乾電池にまでストンパー印が入っています。車種の名称はバズソー(Bazzsaw)を初めとして、全て不思議なニックネーム呼ばれています。


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というわけで時々変なミニカーを入手しますんで、お見逃しなきように。(笑

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最終更新日 2004/02/28




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