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2024年02月29日
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働かない男はすべて用済みなのか…
毎日休日の70歳父が家で毛嫌いされる「現代的理由」


「弱者男性」に代表されるように、「立場が弱いといえば子供・
女性」という見方に一石を投じる言葉に触れる機会が増えた。
片や、一見頼もしく順風満帆に家庭生活・社会生活を送ってきた
かに見える男性にも、高齢期ならではのつらさを抱える方がいる
ようだ。
勤労という重責から解かれた後に残るものとは......。

長く大黒柱として家計を支えてきた高齢男性の定年退職後の生活
について、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう呼びかける。

「仕事だけに明け暮れてきた世代の男性の中には、退職してみた
 ら友達がほとんどいなかった、という人も少なくないようです。
 妻がとっくに老後の趣味を見つけ友達と楽しくやっているのを
 横目に、一人孤独に陥ってしまうということのないよう、在職
 中に楽しみや仲間を見つけておかれることも大事かもしれませ
 んね」

「弱者男性」に代表されるように、「立場が弱いといえば子供・
女性」という見方に一石を投じる言葉に触れる機会が増えた。
片や、一見頼もしく順風満帆に家庭生活・社会生活を送ってきた
かに見える男性にも、高齢期ならではのつらさを抱える方がいる
ようだ。
勤労という重責から解かれた後に残るものとは......。
長く大黒柱として家計を支えてきた高齢男性の定年退職後の生活
について、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう呼びかける。

「仕事だけに明け暮れてきた世代の男性の中には、退職してみた
 ら友達がほとんどいなかった、という人も少なくないようです。
 妻がとっくに老後の趣味を見つけ友達と楽しくやっているのを
 横目に、一人孤独に陥ってしまうということのないよう、在職
 中に楽しみや仲間を見つけておかれることも大事かもしれませ
 んね」

……………………………………………

「退職した父を、母が嫌って嫌って仕方がありません」 こう話を
切り出したのは、都内で夫と子供の3人暮らしをしている山野辺さ
とみさん(仮名)。

「今年の春は娘が大学に入って、私も気分的に少し解放感を覚え
 つつあったんですが、実家の母が父の愚痴を言いたくて毎日の
 ように電話をかけてくるのでうんざり。
 それに、年老いてきた両親の夫婦仲が気がかりで」

現在46歳のさとみさんは北関東出身。70歳を迎えた両親は現在、
さとみさんが生まれ育った町で2人暮らしをしている。
父親は地域では有名な製造業者である某企業で現場の職人として
新卒から再雇用まで50年近く勤め上げた。
「お父さんは名うての技術者」との言葉を子供の頃から聞かされ
てきたため、母は父を尊敬しているものだと信じていたさとみさん。

「穏やかな仲の良い夫婦だと思い込んでいたけど違ったのかも。
 退職前、父の唯一の趣味は車でした。
 休日にレースをテレビで見たり、長い休暇に家族でレースを見
 がてら旅行に行ったりしたことは、今も思い出に残ってます」

しかし、最後の再雇用契約期間が終了する直前に腰を悪くした父
は、自分がレーシングカーに乗るわけでもないのに、レースや車
への関心をなくしていったのだそう。
そして、これといった老後の楽しみも持たないまま会社をリタイ
アした。

「兄の子供が近くに住んでいますが、孫はすでにうちと同じ大学
 生で、おじいちゃんと遊ぶ歳ではありません」

趣味もなく子や孫もすっかり成長し、遊び相手がいない父。

「母が耳にタコができるほど繰り返し言うのが『友達の一人すら
 いないなんて、あの人70年も何やってたのかしら』というセリ
 フです。
 母は父が再雇用契約をするたびに『来年も契約してもらいたい、
 退職後ってもう働けないのかしら』と父がリタイアすることを
 とても嫌がっていました」

これからはお父さんと2人で旅行でも何でもゆっくりできるじゃ
ない、とさとみさんが諭すと、母親はムキになって

「なんでお父さんなんかと旅行に行かなきゃならないのよ。
 想像しただけでつまんないし煩わしい」

と反論してくるのだそう。

「退職後、母は生活しづらくて仕方がないと、毎日のように私に
 電話をかけてきます。
 母の友達のダンナさんは、カメラ教室に通ってお仲間と撮影旅
 行に出かけたり、友達とカラオケに行ったりしている、と」

それに引き換えさとみさんの父は、妻の夕飯の買い物についてく
るのが関の山だという話。

「買い物についてこられるのがうっとうしいので、最近は父につ
 いてこられないように、家の中で撒いてるらしいです(苦笑)」

「退職した父を、母が嫌って嫌って仕方がありません」

こう話を切り出したのは、都内で夫と子供の3人暮らしをしている
山野辺さとみさん(仮名)。

「今年の春は娘が大学に入って、私も気分的に少し解放感を覚えつ
 つあったんですが、実家の母が父の愚痴を言いたくて毎日のよう
 に電話をかけてくるのでうんざり。
 それに、年老いてきた両親の夫婦仲が気がかりで」

現在46歳のさとみさんは北関東出身。
70歳を迎えた両親は現在、さとみさんが生まれ育った町で2人暮ら
しをしている。
父親は地域では有名な製造業者である某企業で現場の職人として新
卒から再雇用まで50年近く勤め上げた。

「お父さんは名うての技術者」との言葉を子供の頃から聞かされて
きたため、母は父を尊敬しているものだと信じていたさとみさん。

「穏やかな仲の良い夫婦だと思い込んでいたけど違ったのかも。
 退職前、父の唯一の趣味は車でした。
 休日にレースをテレビで見たり、長い休暇に家族でレースを見が
 てら旅行に行ったりしたことは、今も思い出に残ってます」

しかし、最後の再雇用契約期間が終了する直前に腰を悪くした父は、
自分がレーシングカーに乗るわけでもないのに、レースや車への関
心をなくしていったのだそう。
そして、これといった老後の楽しみも持たないまま会社をリタイア
した。

「兄の子供が近くに住んでいますが、孫はすでにうちと同じ大学生
 で、おじいちゃんと遊ぶ歳ではありません」

趣味もなく子や孫もすっかり成長し、遊び相手がいない父。

「母が耳にタコができるほど繰り返し言うのが『友達の一人すらい
 ないなんて、あの人70年も何やってたのかしら』というセリフです。
 母は父が再雇用契約をするたびに『来年も契約してもらいたい、
 退職後ってもう働けないのかしら』と父がリタイアすることをと
 ても嫌がっていました」

これからはお父さんと2人で旅行でも何でもゆっくりできるじゃない、
とさとみさんが諭すと、母親はムキになって

「なんでお父さんなんかと旅行に行かなきゃならないのよ。
 想像しただけでつまんないし煩わしい」と

反論してくるのだそう。

「退職後、母は生活しづらくて仕方がないと、毎日のように私に電
 話をかけてきます。
 母の友達のダンナさんは、カメラ教室に通ってお仲間と撮影旅行
 に出かけたり、友達とカラオケに行ったりしている、と」

それに引き換えさとみさんの父は、妻の夕飯の買い物についてくる
のが関の山だという話。

「買い物についてこられるのがうっとうしいので、最近は父につい
 てこられないように、家の中で撒いてるらしいです(苦笑)」





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最終更新日  2024年02月29日 11時39分25秒
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