里の茶屋『しゃらの木』幸せにもっと元気に

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カテゴリ: ■爺と婆の立ち話


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フク爺「最近、賞味期限問題で老舗が大変じゃな」

サチ婆「フク爺さんもそう思うかいな」

フク爺「ふふふ、政治にや興味はないけんど喰いもんにはな」

サチ婆「辛党のフク爺さんがお餅にな関心があったんや」

フク爺「赤福っちいうたら伊勢のお土産やったもんな」

サチ婆「そうやな、お伊勢さんにお参りした人はみんな買ってきよったね」

フク爺「賞味期限が切れたら切れたっち安く売りゃいいんや」

サチ婆「ふふふ、食べる時に匂ってね」



サチ婆「昔はみんなそうやったわな」

フク爺「賞味期限が来るのを待っちょったヤツもいたよな」

サチ婆「八つ橋なんか割れたものを買う人がいたもんな」

フク爺「そうそう味は変わらんのやけんな」

サチ婆「田舎では食べられる食べられんは、人それぞれや」

フク爺「そう、人それぞれの賞味期限があったんや」

サチ婆「フク爺さんはどんなん食べてもあたらんかったよな」

フク爺「おいおい、ワシは賞味期限のない人間か」

サチ婆「そうそう、いつも新しい、いつまでも若いということですよ」

フク爺「ふふふ、いつまでも若いか……ああ」

サチ婆「フク爺さんや、秋が過ぎていきますよ」

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Last updated  2007.10.31 09:15:41
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Re:賞味期限のない人(10/31)  
EYASUKO  さん
こんばんは♪
世の中総中流意識のしわ寄せが、今回の偽装事件のような気がしますね。
分相応に生きたいものです。 (2007.10.31 22:05:16)

YASUKOさん、おはようございます  
YASUKOさん、おはようございます。

ふふふ「分相応」そうですよね。
ふふふ、今日、新酒の試飲会があります。
分相応、あせらずに、みっともならずに、ゆっくりと呑みましょう。
うん、無理だろうな。
YASUKOさん、昼からあるのです。ああ。
(2007.11.01 07:36:09)

おはようございます。  
Burnet  さん
あの吉兆までもが・・・
赤福はあまり食べませんが
三百年の歴史に勿体無い事してしまいましたね。
雪印のときにも思いましたが
創立された方の事思うと胸が詰まります。
時代の流れに押されたのでしょうか
初心を忘れた結果と思いますね。

信用は、一夜にして失墜。
あぁ~~~残念な事です。



(2007.11.02 07:34:02)

Burnet姉さん、おはようございます  
Burnet姉さん、最近、私は思うのです。
なにか老舗ほどもろいのですよね。
老舗、伝統があるからと思っていたのに
老舗ほど伝統にあぐらをかいていたのでしようね。

新しい工夫、それは冷凍などの技術に頼って
昔からの基本をいつの間にか忘れていっているということですかね。

「ものより、人を大切にせよ」
ある老舗の旅館の主が言っていましたね。
「人づくり」老舗ではなかなかむずかしいですよね。ああ。

Burnet姉さん、ふふふ、何の荷物のない、私しゃあ楽チンの楽々チンですわ。ああ。
(2007.11.03 07:35:33)

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