BEAUTIFUL DAY

2006年9月に読んだ本



*123冊目 9月4日
「青山娼館」 小池真理子
不慮の事故で2歳の娘を亡くしてしまったシングルマザーが主人公。
彼女は高級娼館で働いている旧友と再会して、そこで生き直す決心
をする。
小池さんの本って、読む度に台詞の奥深さとか響いてくる。
感性が素晴らしいんだろうなぁ。
読んでいく内に、主人公には幸せになって欲しいと思いました。

*124冊目 9月6日
「モンスターの花嫁」 赤川次郎
花嫁シリーズ16弾です。
花嫁シリーズを読むのは実は初めてで、赤川さんの本はシリーズ化
されてるのが多いので主人公に感情移入出来ていいですね。

*125冊目 9月9日
「ミスティー・レイン」 柴田よしき
柴田さんの作品を読むのは初めてです。ぱらっとでも内容を見たら
とても面白そうなので借りてみました。
恋と仕事を失った茉莉緒。たまたま河辺で知り合いおにぎりを
分けた若手男優のマネージャーになり。。。
見えない悪意、殺人事件に巻き込まれそして、ラストは恋の決断。
最後は泣きました、もう切なくて切なくて。。。芸能界って怖い
所?うーん、やっぱ色々有るんだなと思いました。

*126冊目 9月9日
「無言歌」 赤川次郎
1人の花嫁が結婚式当日失踪してしまう。
その花嫁を中心に、様々な人間模様。
愛憎劇が動き出す。
赤川作品って本当に面白くて、厚い本でも続きが気になって
一気に読んでしまいました。

*127冊目 9月12日
「ともだち」 樋口有介
幼少から祖父に剣術を叩き込まれたさやか。
さやかが通う高校の女子生徒が何者かに相次いで襲われ遂に殺人事件が。
さやかは学校でも一匹狼的存在、事件をきっかけに間宮、みすずと友情も
深めていく。
最後はねこんな展開か!?と思いました。面白かったです。

*128冊目 9月13日
「殺意の爪」 小池真理子
小池さんの異常者殺人サスペンスです。
凄く面白かったです!正直、小池さんこっち路線の方が才能有るんじゃ
ないかなぁ?(お前が言うな^^;)と思う位一気に読みました!
主人公の比呂子は、デートの為に借りたマンションで不倫相手を待ってたいた時真上の部屋から悲鳴を聞き。。。
ここから物語が始まる、犯人の残した赤いマニキュアが意味するものは?
もうね、ラストの犯人は予想外で二転三転降り回されて?早くラストが知りたい衝動に駆られて一気に読みました!

*129冊目 9月13日
「とりあえずの殺人」 赤川次郎
喜劇プラス殺人劇の早川一家シリーズ。
赤川作品って登場人物が多いのに、どの人物もとても分かり易くて相変わらず面白いです。

*130冊目 9月14日
「Close to You」 柴田よしき
主人公の雄大は突然の失業、そしてオヤジ狩りにあった翌日突然妻から
「専業主夫になって」と言われる。
夫婦2人気ままに忙しく働き、いつしか覚えのない恨みを買い妻が誘拐されてしまう。
柴田さんの本、めちゃ面白かった!一気に読みましたよぉ~。
ご近所との付き合いって面倒臭い、煩わしいと思うけれどでもその付き合いって言うのは実は生活の基盤であって。。。
考えさせられる事が多い物語でした。

*131冊目 9月17日 
「亜麻色のジャケット」 赤川次郎
杉原爽香シリーズ。
17歳の冬。

*132冊目 9月18日
「茜色のプロムナード」 赤川次郎
杉原爽香シリーズ。
30歳の春。

*133冊目 9月20日
「容疑者Xの献身」 東野圭吾
直木賞作品。
東野作品は大好きで、今回も期待を裏切らない展開。
一気に読みました~。ラストの展開が気になって気になってちらちら読んで
しまう悪い癖が出てしまった^^;
トリックが素晴らしい!どの場面も読んでる時はそんなに思わないけど
読み終わった後、ココの場面がこのトリックに繋がってるんだ!
と思って最後のトリックはもう、もう。。。東野先生ーーーー!
と叫ばずに居られませんでした。

*134冊目 9月21日
「パラノイア」 和田はつ子
春休み中学校の教室で男女の教師の死体が発見される。
手掛かりは現場に残されていた血で描かれた星型の印。。。
自分の感性と合う本(凄くスラスラ読めちゃう本)と読んでもなかなか頭に入って来ない本って有りますけど、自分にとってはこの本は感情移入出来なかった本でした。
何だか、説明文みたいなのも長くて先に進めなくて飽きちゃうんですよね。
内容的には現代っぽいストリーリーだと思ったんですけど、私には苦手でした。

*135冊目 9月23日
「七週間の闇」 愛川 晶
とても難しい部分も有ったけど、基本的はミステリーで読みながらどんどん引き込まれていく部分は沢山有りました。
妊娠中、そして言葉が喋れない赤ちゃん時代からトラウマが有るのかなとそこはとても興味深かったです。

*136冊目 9月26日
「ふただひの虹」 柴田よしき
「ばんざい屋」を経営する女将、吉永は他人に明かせない過去が有り
女将を取り巻く人々の物語。
柴田さんの本は、本当に読み易くて一気に読めました。

*137冊目 9月28日
「子盗り」 海月ルイ
海月さんの本は2冊目です。
前に読んだ「14番目の月」も京都弁と子供がテーマで、今回の本も
子供と京都弁の内容でした。
子供の出来ない夫婦、看護師、産みの親展開される物語。
これ読んで行くうちにどんどん面白くなって最後は一気に読みました。
京都弁が心地良かったです。

*138冊目 9月29日
「ラスト・レース」 柴田よしき
社内恋愛に破れ、憂鬱な毎日を送る秋穂。宝石店に忘れられた指輪を持ち帰った夜アパートでレイプされ翌日、似たマンションのOLが殺害されてしまう。
ただ恋がしたいだけなのに、男にいい様に利用され傷つき苦しむ秋穂。
自分の居場所を見つけた爽やかなラストでした。
1986年、日本の景気が良くなるぞという時代の物語。


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