志鬼朗の部屋

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大映ドラマ特集:ヤヌスの鏡他



「ヤヌスの鏡」
古代ローマの神、ヤヌスは物事の内と外を同時に見る事ができたという。
この物語はそんなヤヌスにもう一つの心を覗かれてしまった
少女の壮大なロマンである
…もしあなたにもう一つ顔があったら…


「アリエスの乙女たち」
アリエス 天かける金色のおひつじ 
その星の定め 愛の為なら死ぬことさえ喜び
見極めてみたい そんな 愛を・・・ 


「プロゴルファー祈子(れいこ)」 
神よ・父の祈りの中九死に一生を得てこの世に生を受けた祈子。         祈る子と書いて祈子。今、祈子は神に何を祈るか・・・

いろいろな作品を手がけ、また一つ一つに味がある実に心に残るナレーションの数々。この一つ一つが物語を盛り上げていたように思います。詠み方としては、五七調に発声すれば、物語に溶け込むかのようにその世界へと導かれていくでしょう。(なんのこっちゃ)

来宮良子さんが良く分からないという方もおられるかもしれないですが、代表作を説明しますと、
・君の名は
・スケバン刑事
・いつみても波乱万丈
・演歌の花道

そのほかにも、あるとは思いますが、演歌の花道は番組自体がこの方のナレーションで持っていたような感があるので、もう一度復活して欲しいですね。ナレーション自体が独特の世界をかもし出す来宮さんのナレーションをもっと聞きたいと思っているのは私だけではないでしょうから。


点数:
なつかしさ     ☆☆☆☆★
インパクト     ☆☆☆☆☆
声に出したい度   ☆☆☆☆☆

あくまでも個人的な点数なので、五七調の節回しが好きな方にお勧めします。

2004.2.25追記
乳兄弟のナレーションは芥川隆行さんという指摘を受けました。私も放送を最近見ていないので、うろ覚えで書いているのでご迷惑おかけしました。
情報ありがとうございます。
ナレーションは以下のとおり

「乳兄弟」
春の暴風雨のその夜中2人の嬰児生まれたり、同じ海辺のその里に
一人は広き別荘に、一人は狭き賤家に                    
この物語は吉屋信子の傑作小説あの道この道をベースに、
運命に翻弄される二人の少女が時には敵となりながら、
自分の人生を自らの手で開く姿を通じ
人生とはなにかを問うものである 








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