卑劣の道、極めます(仮)

君がいた風景


『ボクがいないとダメなんだな。』



 そう思っていた。



 気付くとボクの後ろに立っていた、そんな人。



 たまにしか姿をみせなかったけれど、何かあれば必ずそばに来てくれた人。



 色んな相談をされたり、『ボクの形』を理想だと言ってくれた人。



 多くの人が去っていった世界でも、君だけはずっと、と思い込んでた。







 君が消えてしまってもう半年以上が過ぎたんだね。



 今はもうわかってる。



 君が必要だったのはボクの方だって・・・。


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