食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

2008年10月08日
XML
カテゴリ: 砂糖について
【健康マイナス】という連載を始めました。

今回で終わるかも、という理由は、次回の読売新聞の記事が
ブログ記事で論争するに値するほどのおかしで不思議な記事で
あるかどうかがわからないからです。
とりあえず、第一回目ね?

あれ?そういえば、大沢親分の
「砂糖は脳のエネルギー」のCMを見なくなった、
と思ったら、こんどは新聞で展開しているよ。

埼玉医科大国際交流センター長(神経生理学)の野村正彦氏が
真面目に語っているのです。
まずは記事全文を読んで下さい。
読売新聞の「健康プラス」という連載コラム記事です。

>  甘みとつきあう 1
>  「甘いものは太る」と敬遠されがちだが、
> 体内では重要な役割を担っている。このシリーズでは
> 甘みとの上手なつきあい方を探る。まずは、砂糖の働きから。
>
>  紀元前の古代インドで最初に作られたとされる砂糖の語源は、
> サンスクリット語でサトウキビを意味する

> 日本には奈良時代に中国から伝わったというが、
> 庶民に行き渡るようになったのは明治期のことだ。
>
>  ご飯やパンと同じ「糖質(炭水化物)」の仲間で、
> エネルギー量はご飯やパンの主成分デンプンと同じ、

> 砂糖は太るというのは誤解なのだ。
>
>  では、他の糖質とどう違うのか。
>
> 上白糖も三温糖も、ご飯やパン、パスタなどと同じ糖質
> 「食べるとすぐエネルギーとして利用できることです」と、
> 野村正彦・埼玉医科大国際交流センター長(神経生理学)が
> 教えてくれた。
>
>  糖質を体内でエネルギーにするには、分子1個ずつに
> 分解する必要がある。砂糖はブドウ糖と果糖が1個ずつ
> 結合しただけなので、食べると数十秒で分解され、
> 血管を通って全身に運ばれる。これに対してデンプンは、
> 何万個もの分子が結合しており、分解するのに時間がかかるという。
>
>  砂糖が分解してできるブドウ糖は、
> 脳の唯一のエネルギー源だ。
> 筋肉や他の臓器は脂肪やたんぱく質もエネルギーとして使い、
> 余ったブドウ糖は肝臓などに蓄えられるが、
> 脳はほとんど蓄えられない。
>
>  「生命維持や記憶など高度な役割を担い、どの臓器よりも多くの
> エネルギーが必要な脳にとって、砂糖は即座に役立つすぐれもの」
> と野村さん。受験勉強や仕事で疲れた時、砂糖入りのコーヒーや
> 1粒のチョコレートが、脳をすぐに活性化させてくれるという。
>
> (2008年10月8日 読売新聞)

掲載されている、皿に盛った上白糖、三温糖、ご飯の
写真のキャプションには、

「上白糖も三温糖も、ご飯やパン、パスタなどと同じ糖質」

と、あります。
記者は上白糖と三温糖の違いが分かっているのでありましょうか?
この表現だと、三温糖は白砂糖を作る過程の途中でできる砂糖、と、
勘違いしているのではないでしょうか?

ということで、この読売新聞の記事に対してコメントをお待ちしております。
みなさんのコメントは次回の記事にて紹介させて頂く場合が多々
あることをご了承下さいね?

【出典】甘みとつきあう
(1)砂糖は脳のエネルギー源
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/plus/20081008-OYT8T00349.htm

健康本の基礎『病気にならない生き方』(ダウンロード版だからお安くなってま~す)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年10月08日 21時51分03秒
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

安食育夫

安食育夫

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

【号外・速報】白峰… New! 鹿児島UFOさん

ちょう久しぶりに散… かきつばた3672さん

『ユニコ 魔法の島… mizumizu4329さん

日本農村力デザイン… じんのすけ1971さん
坊るす日記 くじょるぱんさん

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: