ALOHAジョニーの                     『なんくるないさぁ My Life』

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February 18, 2005
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最近、日本全国を飛び回っている。


1人でホテルにいると、誰にも邪魔をされることなく、自分のペースで自分のタイミングで行動することができる。
人によってはそれが気楽でいいのかもしれないし、どんなに家族が好きな人でもたまにはそういう一日があるといい気もする。
だけど、やっぱり何かが違う。
1人で寝るベッドも、1人でする食事も、ただ生きるためにやっている行為に過ぎなくて、そこには何の楽しさもないのである。

寂しさを紛らわすために、仕事仲間と飲んだり、派手なお店に行ったりする趣味があればいいのかもしれないが、残念ながら知らない土地で大騒ぎするようなタイプでもない。

家に帰ればにぎやかな子供達や、よもやま話を用意して待っていてくれる妻がいる。ボクの体の中には、家に帰って家族とペチャクチャやりながらじゃれあいながら、そしてみんなで眠りについていくということがリズムとして染み付いているのである。
そういう毎日を過ごせないということは、仕事がうまくいかないとか、体調がすぐれないとか、おいしいものが食べられないということの何倍も苦痛なのだということを、最近つくづく感じるのである。


そしてその生活は、その時点ではとても有意義なものであったわけだ。

でも今まわりにいるそんな独身貴族を見ても、決してうらやましいとか戻りたいとかという感情はこれっぽっちも湧いてこない。
自分の時間が欲しいというよりは、いかに家族との時間を捻出するかに腐心している自分がいる。

「家庭サービス」という言葉が嫌いだ。
その言葉には、普段出来ない男が後ろめたさを感じながら、そしてある意味苦痛を感じながら義務感でやっているイメージがあるからなのである。

本当に家庭を愛している男は、家族との時間を心から楽しんでいるはずで、そこには「サービスしている」という感覚なんてひとかけらも無いはず。
自分を素晴らしい家庭人と定義づけるほどうぬぼれてはいないが、少なくとも義務感で家族との時間を取っているのではないことは確かである。

今の仕事はやりがいもあるし、マッチングとしても非常にピッタリのステージだと感じている。
しかしながら、自分が理想とするライフスタイル(仕事も含めた全体像)がこれかと問われると決して理想形ではないわけで、そこに大きなジレンマがある。

この先に見えてくるものはいったい何なのだろう?
今は産みの苦しみ?


日々忙しさの中で、ふと自分や家族を見つめ直す時を忘れていた。
人生折り返し点を過ぎて、20代のころよりも1日24時間の重要性が増してきている。
ビジョンやミッションを持たない無駄な時間を過ごしてはいけないとなぜか急に考え込んだ夜だった。






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最終更新日  February 18, 2005 11:47:54 PM
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