買書とつんどくの日々

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2015年01月07日
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国書刊行会も奇特な書店やけど、東京創元社もなかなかに・・・・・。

「西洋怪奇小説の山脈は、無尽蔵の宝の山である――豊饒なる鉱脈に眠る傑作群の紹介と翻訳に尽力した、21世紀を代表する碩学・荒俣宏。その幻想怪奇にまつわる膨大な知識の集大成ともいうべき巨大アンソロジーをお届けする。飽くなき探求の果てに見出された、稀なる名作を全三巻に集成した。」

「第一巻では、双子の兄を救うために人心を惑わす妖女と対決する弟の苦悩を描く、神話的な恐怖とロマンティシズムに満ちた中篇「人狼」(クレメンス・ハウスマン)、列車で遭った異形の強盗、仮面について物語る謎の美女との出会いから、二転三転する恐怖が展開する「仮面」(リチャード・マーシュ)など、本邦初訳作を中心とした14篇に、編者による詳細なまえがき・作品解説を付す。」

「第二巻では、怪奇小説黄金期を代表する名手――H・R・ウエイクフィールド、J・D・ベリズフォードらの知られざる傑作ほか、異様な迫力に満ちた海洋怪談の力篇「甲板の男」(F・マリオン・クロフォード)、墓碑銘を捜す不気味な男と老いた堂守のやり取りを憂愁に満ちた筆致で描く「遅参の客」(ウォルター・デ・ラ・メア)などの18篇に、編者による詳細なまえがき・作品解説を付す。本邦初訳作多数。」

「第三巻では、世紀末パリで生まれたグラン・ギニョルの中から、〈恐怖王〉と呼ばれたアンドレ・ド・ロルドやガストン・ルルーの戯曲のほか、パルプ・マガジンの時代を駆け抜けた知られざる作家たちの作品――ラヴクラフトとの交流で知られるE・ホフマン・プライスの「悪魔の娘」、三千に及ぶ作品を執筆したとされるロバート・レスリー・ベレムの「死を売る男」など、都市大衆を熱狂させた全21篇を収録。編者による詳細なまえがき・作品解説を付す。」
(東京創元社の紹介)


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Last updated  2015年01月07日 06時17分32秒
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