シックライフ・シックハウス症候群・         化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

シックライフ・シックハウス症候群・         化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

2008年01月09日
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 建築基準法のシックハウス対策が施行される前後がシックハウスについて官民ともに情報が溢れ、多くの方に周知された時期
 だったような気がします。
 こうした中で一般的にもこの問題はもう少しメジャーになっていると思っておられる建設業界の方も多いのではないでしょうか。

 実は今でも一般の方からはシックハウスってなんですかというと質問を受けることがあります。

 シックハウスに関わる仕事をされておられる方にとってはシックハウスというのは世間でも当然知れ渡っていることと認識されて
 おられると思います。


 しかし実際はそうではありません。


 シックハウスという言葉は聞いたことはあるけど内容ははっきり理解していない、シックハウスという言葉自体知らないなど一瞬
 拍子抜けするような場面に出くわします。


 ておられる方が厳しく突っ込みをされる場面もあります。

 このようにシックハウスに関する認識や関心にはまだまだ温度差があるのが現実です。


 では何故このように温度差がでてきてしまっているのでしょうか?


 簡単に言ってしまえば、シックハウス問題が自身にとって身近なものであるかどうかということが最も大きな要因だと思います。
 一つにはシックハウス問題が家を新築もしくはリフォームをすることによって引き起こされるという点だけで理解されているので、
 その条件に合わない場合、関心を持たれることは少ないということになります。

 次に実際に新築やリフォームをされた後もシックハウス症候群と呼ばれる健康影響を受けない場合、当然シックハウス問題は
 直接関係ないということに至ります。
 そこで結局、新築やリフォームをされた後にシックハウス症候群と呼ばれる健康影響を受け、悩むことになった方が事後にその
 解決のために情報収集をされるなど関心を払うことになります。

 反対に事前に関心をもたれる方は、元々ご自身や子供さんがアレルギーだったり、環境問題を含めたエコ関係に関心を持たれ


 しかしそれ以外の方にとっては意外に身近な問題ではなく、第三者的な見方をされておられる方や無関心の方が多いのが現実
 です。


 ではこの問題は一部の人だけが知り、理解すれば解決に向かうのでしょうか?


 そうではないと思います。


 この問題は現代社会に生きる我々にとって非常に身近な問題として捉えていくのと同時に広い視野で捉えていく必要があり


 ただ現実的にはその点を訴えていくには当面の間、草の根的な活動が中心になるような気がします。そのために一度に多くの
 人がこの問題に関心を持ち、その根本的な解決となる物の考え方などが浸透し温度差が縮まるには時間がかかると思います。






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最終更新日  2008年02月05日 11時25分59秒


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