美容室マネジャーの夢実現ノート

父のこと



番外編  父のこと・・・・・2004年 5月3日(月)



今日は、最愛の父の四十九日、そして納骨をしてきました。

その日は、3月中旬の寒い日でした。
突然倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれた時、すでに意識はなく、
医師からは、手の施しようがないと告げられたのです。

そこから連日連夜、必死の看護が始まりました。

「もうすぐ桜が咲くんだから・・・
    そしたら一緒に見に行くんだから・・・」

意識が無いはずなのに、家族の、そして大好きな友人の
呼びかけにわずかに反応する父。

そのごくごく僅かの反応に一喜一憂し、
頑張って、がんばってと心の中で繰り返した数日間。

でもね、初めてわかったんです。
「もう、頑張らなくてもいいよ!」って気持ちが・・・・・

息が止まった時、医師から、
「これ以上の延命措置を望みますか?」と問われ、
助かる可能性が0%の時の延命って、残酷なだけに思えた。

あ、終わったんだ・・・涙がポロポロとこぼれました。

あれから、もう一ヶ月半・・・・・

まだ幼い頃のアルバムを開く事は出来ないけれど、
少しずつ、すこしずつ
想い出を宝に変えて行きます。


   父の残してくれた一番のお気に入り
   いつでも笑ってるお父さんが
   ほら、ここにいるよ・・・・・




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