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2025.11.09
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​​​​​​​​​​​​​​​​​  草野心平「ばっぷくどん」・「秋の夜の会話」(金井真紀「酒場学校の日々」より)​
 すでに 「読書案内」 した 金井真紀 のエッセイ集 「酒場学校の日々」(ちくま文庫) を読んでいて出会った詩です。
草野心平 、懐かしいですね。​
​​​  ばっぷくどん    草野心平

 ばっぷくどんがうたたねの眼を覚ますと。
 毛脛がある。
 見ると物凄い大人物だ。
 ばっぷくどんは観念した。
 ただ一撃を待つだけである。
 燈台の灯が闇をつらぬく勢いで。
 ばっぷくどんの眼はらんらん。
 今生の見納めに右と左の景色をみた。
 悲しく波うつエーテルなど。
 気がつかなかった色んなものが。
 初めて見える。
 しまった。おれの人生は。
 と。
 思った次の瞬間。
 大人物はいつの間にかいなくなってた。
 きらめく光。
 ぬくい雲。
 ばっぷくどんの平べったい頭をやさしい風がなぜてとおる。
 ばっぷくどんは生れてはじめて平和というものの実体を知ったかのように。
 ああ。せいせいする。
 するなあ。
 といった。
 ばっぷく。ばっぷく。
 ばっぷくどんの両眼に海の碧と雲とが映る。
        註・五島列島では蛙のことをばっぷくどんという由。
​  草野心平 という名前を聞くと​
​「ばっぷく。ばっぷく。ばっぷくどん」​
​というフレーズがなんとなく浮かんできて、小学校だったか、中学校だったかの教科書に載っていたような気がしていましたが、本当に載っていたのでしょうか?今となっては、なんだか定かではないのですが、確かめようもありません。
 ボクが、もう一度、この 詩人 と出会ったのは、 宮沢賢治 「春と修羅」 に出会った20代ですね。
近代詩史 を振りかえれば、 草野心平の詩の独特さ はもちろんですが、ボクにとっては 37歳 だかで亡くなってしまった 宮沢賢治の詩と童話を後世に伝えた人物 として忘れられない人ですね。
宮沢賢治 の死の翌年だったか、たしか、戦前、昭和の10年代の終わりころだと思いますが、 宮沢賢治の全集 を編集し、出版したのは 草野心平 ですね。
 それを知ったときに、なんだか​
​とても心の広い、いい人​
​という印象を持ったことは、今でも覚えています。
 せっかくですからもう一つ載せますね。​
​   秋の夜の会話  草野心平

さむいね
ああさむいね
虫がないてるね
ああ虫がないてるね
もうすぐ土の中だね
土の中はいやだね
痩せたね
君もずゐぶん痩せたね
どこがこんなに切ないんだらうね
腹だらうかね
腹とつたら死ぬだらうね
死にたくはないね
さむいね
ああ虫がないてるね
​ 秋の夜、今頃でしょうか、 カエルたちの会話 です。若い頃には感じなかったんですが、なんだか、妙に身に沁みますね。​
​  2025年 、暑かった夏もようやく終わったようです。虫がなきはじめました。しみじみ年齢を数えています(笑)。​
​ 2025-no099-1172 




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​​​​​​​​​​​​​​ ​​​  追記
 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で 楽天ID をお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​​​

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最終更新日  2025.11.12 19:33:18
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