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評価2
12/9にみにいったのに、最近はすっかりサボりぐせがついてしまって、
アップするのが遅れてしまいました^^;

「日本映画」として見ても、十分に自然に見ることができるよくできた作品。
これまで外国人によって扱われた日本人像とはだいぶちがうように思う。
その高度な叙情性、イーストウッドという監督の徹底した公正さ、人生に対する厳しく優しい視点には本当に、驚異を感じるし感動をおぼえる。
戦争は、いつでもどちらかが悪、という描かれ方をしてきた。そのほうがわかりやすいし、伝える側としても楽だからだ。しかし、断じてそうではないのだということを、イーストウッドは「父親たちの星条旗」とこの作品、二作に分けてきっちりと主張している。

東京裁判で処刑されたある戦犯の、家族への手紙に「人生は任務なり」という言葉があった。
その人はそう記して、静かに逝った。あの時代は誰もがそうであったのか。
結果を見て、あれこれ言うことはたやすいけれど、先のことは見えないし、信じていくしかないのだものなぁ。

二宮和也が好演デシタ♪彼、西郷は自然にそこにいる。
「普通の」市民がいきなり戦士として狩り出されたら、昔も今も、アメリカ人でも日本人でも、西郷みたいなのかもなぁと。たぶん誰にでもすうっと共感をよぶのでは。

ここにいるのはサムライでもゲイシャでも、真珠湾を攻撃したクレイジーな東洋人でもない、彼らの祖先と同じように戦って死んでいったひとたちだ。
この作品をアメリカの人たちが字幕で見ているのかなぁと思うと、なんだかそのことに胸がつまりそうだ。そんな時代がきたのだと。
まだ、戦争はなくならない。たぶんなくなることはないのだろうが、こんな映画ができたことだけでも、硫黄島で戦った人たちの死は決してムダではなかったのではないかなと、思いたいなぁ~・・





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Last updated  2006/12/22 09:21:00 PM
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