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2008.07.08
テーマ： DVD映画鑑賞(14659)
カテゴリ： 映画のレビュー
『その名にちなんで』
1974年のインドはコルカタ。列車事故に遭い九死に一生を得た学生の アショケ （イルファン・カーン）は、列車の中で出会った老人の言葉がきっかけで米国へ留学する。見合いで アシマ （タブー）と結婚し、長男が生まれたとき、 ガングリー はその列車事故の際自分を救ってくれた本にちなんで、息子を“ゴーゴリー”と名づける。 アショケ にとって列車事故で命をとりとめたことに続き、そして慣れない米国生活の中で アシマ と愛情を深め、息子が誕生したことは“奇跡”だったからだ。
やがて成長した ゴーゴリー （カル・ペン）は自分の名前を嫌い、名前を変える。しかし彼が恋人を両親に紹介した日、 アショケ ゴーゴリー に語る・・・
成人してから米国に来た両親と、米国で育った子どもたち。家族の絆とアイデンティティーを描いたドラマ。
以下、感想を箇条書きに。
・ アシマ を演じたイルファン・カーンが美しい！どんな色のサリーも似合う！
・インド（ベンガル）式の結婚式ってとても派手で盛大で楽しそう。一度出席してみたいな。
・単身赴任した直後、 アショケ が急死してしまったときに、インド（ベンガル）の風習に従って剃髪したシーン、そして続くお葬式のシーンが印象に残っている。
みな白い服を着ている中で、一人黒い服を着ている ゴーゴリー の恋人 マクシーン （ジャシンダ・バレット）も、少し気の毒だったけれど、なにかとても象徴的だった。
モウシュミ （ズレイカ・ロビンソン）と結婚した ゴーゴリー だけどうまくいかず・・・親の期待や同胞というだけで結婚はうまくいくものじゃないのはわかるけど、でも モウシュミ は自分勝手だし、 ゴーゴリー を利用しただけな気がして、腹が立つ。。。
・全体的に淡々と静かに進むけれど、その緩さ加減がインドの河の流れのようでとてもいい感じ。
★★★☆ （3.3くらい / 満点は5つ）
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Last updated
2008.07.08 23:08:42
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