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藍三郎
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2007年07月25日
カテゴリ： 漫画
まぁ、一匹退場するたびに一つ感想書いていこうかな～と思ってたり。
今週は ゴーム退場！
敵が残り二体ということもあり、最終決戦まで引っ張るかな～と思いきや、ここで送還。
クリアがゴームを仲間にしたのは、ゴームが『独り』だっただから。
魔物の絶滅を望むクリアが、何故ゴームだけを生き残らせる約束をしたのか？
悪役の王道に従い、後で切り捨てるんじゃないのか？と疑問でしたが、
なるほど、ゴーム一匹だけ生き残らせても、
いずれ寿命が尽きる→最終的に魔界の魔物は全滅するから構わないという事なのか・・・
しかし、キャンチョメと交流したことで『独り』の寂しさを知ったゴームは、
ついにクリアに対して反逆。
だが敵うはずもなく、下半身をまるごと消滅させられるほどの重傷を負うも、
ガッシュ達に本を燃やしてもらい魔界に返っていきました。
ゴームが反発したのも、キャンチョメと友情を深めた結果なので、
キャンチョメ達の奮闘と消滅は無駄ではなかったのです。
強すぎる悪に絡まれて、言いなりになるしかないゴームに、かつての自分を重ねるミール。
あのちらりと見えた背中の傷が、
彼女の過去を、心情を、何よりも雄弁に語ってます。
恐らく彼女もゴームと同じく、理不尽な強者に従い、そのせいで苦しみ続け、
最終的に世の中を冷めた目で見る性格になってしまったのでしょう。
毎度毎度、「キャラクターの魅力を最大限に引き出す」に関しては神がかった手腕を発揮しますな・・・
キャンチョメ消滅イベントをそれだけで終わらせずに、
即ゴームを退場させたのは、構成に無駄が無いなぁ、と思いました。
もう残ってるのはクリアしかいないけど、ティオ＆ウマゴンの犠牲でクリア撃破、
最終決戦はガッシュＶＳブラゴなのかなぁ・・・
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