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     @ Re:銀魂 第76話「そういう時は黙って赤飯」(10/05) キャバは基本、18歳から募集かけてるよ
2007年09月29日
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カテゴリ: アニメ
未だスクールデイズ最終回の興奮が冷めやらぬ藍三郎です。
気がつけば、今日一日中、スクールデイズの事ばかり考えてました。ヤバイです。
本感想 の方にも少し加筆しました。

さて、ネット上では結構広まってる話ですが、
スクールデイズの登場人物は、ほとんどが血縁関係とか。

スクールデイズ/サマーデイズ考察

これ見て思った事は、 「リアリティが無さ過ぎる」 だったりする。
製作側が明らかに悪ノリして作ったのが見え見えというか・・・
上の考察でも出てくる「沢越止」は、もはや鬼畜エロゲーの登場人物で、
「平凡な登場人物達が、ふとした切欠で日常を外れ、狂気の淵へと沈んでいく・・・」



人は、あまりに過剰な存在を前にすると、それに対する理解を放棄する。
ある程度まで現実に近い存在であってこそ、憎んだり、殺意を抱いたりできる。
これが伊藤誠というキャラクターの肝だと思われる。
彼のやってる事は、非道ではあるけれど、現実のラインを越えてはいない。
少なくとも、 「ノコギリで腹を裂かせて自殺させる」
「人を脅迫して無理矢理毒を飲ませ、6の字を書かせる」
ような事はしていない。
まだ、こちらで理解の及ぶ範囲の 「最低さ」 なのである。
この辺りは、製作側もよく計算していると思う。
リアリティのラインをギリギリで越えなかったからこそ、
視聴者は伊藤誠の言動に憤慨し、熱狂し、

伊藤誠は紛れも無くこの作品の主役である。おお、何か凄いぞ誠、屑だけど(ぉ


ぶっちゃけ俺は伊藤誠にそんな悪感情は抱いてない。
最初から、こいつは憎まれ役を演じるために存在するのだと分かっていたし。
本気で腹が立ったのは刹那を押し倒した所ぐらいだったりするw

ただ、ツッコミどころは満載だし、

素直に釣られて、ニコ動画のコメントでも「誠死ね!」と叫ぶ事にした(ぉ
「誠死ね!」このワードから生じる異様な盛り上がり、
そしてそれを意図的に生み出したこのアニメは、改めて凄いと思う。

私の多くの視聴者同様、誠が死ぬエンディングを望んでいたのだが、
それは、 一番シナリオ的にしっくりくる形 だったから。

散々視聴者を煽り、熱狂させてきたこの素晴らしき道化役者は、
最後に自らの死を持って、最高の盛り上がりを提供すべきだ
、と考えたのだ。

実際は、予想を斜め下に突き抜けて、あの真っ暗なエンドになったわけだが・・・


しかしこいつも不幸ちゃ不幸かもしれない。
あの狂気の 「休憩室」 「上映会」 などを見るに、
彼が通う学校は、かなり性に対して開けっぴろげな風潮があると思われる。
誠、乙女、泰介のような、己の性欲を優先する連中の方が主流で、
言葉のようなタイプはむしろ異分子だったように思える。

彼の運の尽きは、言葉に目をつけ、世界に魅入られたこと・・・
この二人は、彼が決して手を出してはならない女達だったのだ。
性欲だけの繋がりが欲しければ、
他にもっと適当な相手が幾らでもいたというのに・・・

でも、結局はこいつの優柔不断さと、性根の腐りっぷりがあの最期を招いたので、
やっぱり自業自得、因果応報としか言いようが無いかも・・・



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Last updated  2007年09月29日 20時30分32秒
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