予定は未定であり、確定ではない

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真紅の颯

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真紅の颯 @ お返事 M様 その一言に全てが詰まっていますね…
Oyazi2596 @ Re:覇龍アカムトルム(04/03) なんかブルーになってきましたorz
真紅の颯 @ お返事&誘導 コメント欄は小さくて狭いから 新しく作…
スネーク@ 火竜弩 紅玉とったらでたぜー てか。めちゃくち…
真紅の颯 @ お返事part2 翼?私もう3枚持ってるね 捕獲したり…

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Mar 27, 2007
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カテゴリ: 小説の類
気がつけばそこはギルドの医務室

聞けば密林で狩猟中に突発的な貧血を起こして倒れたとか

今度から鉄分もそれなりにとりなさいよという忠告には生返事をかえしておいてアルクは

酒場へと繰り出す、どれだけ寝ていたのかは聞いた、とりあえず次に行く予定の場所の

砂漠についての情報を受付嬢から入手しておこうと思い立ったのである


酒場はいつもどおり賑やかだった、大小様々な声と酒、煙草の臭い

二日目にしてすでにこの環境に慣れてきたアルクはぼんやりと平和だなぁ、などと考えていた



その平和は砕かれた

突如入ってきたのは、身長3mはあろうかという山のような大男



撥水性を失うまで血にぬれて赤く染まっている


法により管理は厳しくとも、それを抜けている悪人は絶対に存在する

彼は白昼に人が良く集まる場所を狙って襲う凶悪犯

名前など今は思い出せる状態ではない


わずかに三日の間に二人もの殺人鬼と遭遇してしまったアルクの脳内は

半分パニック、半分冷静という状態だった

大声を上げて逃げようとしながらも、どこか落ち着いて事態を眺めている


大男は包丁を振り回し、テーブルもイスも、全てという全てを破壊している

イスやテーブルだけではない、突然頬に飛んできた飛沫

それを指で拭い、見てみればそれは紅

ふと見てみれば鮮血が半壊した酒場を彩っていた




あの夜のように頭がフリーズする、ナニモワカラナイ、ナニモデキナイ


無差別な包丁がアルクの首筋を跳ね飛ばそうと空を切り裂いて襲い掛かってきた刹那

包丁が真ん中から真っ二つに折れた、いや、砕け散った・・・のか?

酒場の中に人影はない・・・いや、あった

先ほどまでどこにいたのか、いつの間にかそこに、アルクの記憶に新しい人間がいた









あぁ、今回は中途半端な区切りになってしまいました・・・
ワードで下書きをしていると、ついぞ一話ごとの区切りを忘れてだかだかと
書いてしまう・・・悪い癖です、なおさねば!





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Last updated  Mar 27, 2007 03:19:13 PM
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